満足への果てしない旅

2020/10/09

IT 仕事

G SuiteからGoogle workspaceへ変更となり容量制限が発生します。クラウドサービスの仕様変更は要注意!

G Suiteというサービスが、Google workspaceとして変更となりました。

未だ、ヘルプページが直ってなかったり、曖昧な記載が多く、非常に混乱が続いています。

容量以外にも、色々と制限が強くなり、改悪というイメージが強く根付いているようです。

chromeのシークレットモードのサジェスト機能がこの有様…。

chromeのシークレットモードのサジェスト機能がこの有様…。

ファイルサイズでいくつか気になったので、直接G Suite(?)のサポートにいくつか確認してみました。

Google workspace 料金表

Google workspace 料金表

料金表は「お支払プラン」より抜粋しました。

サイズ制限について

ドメイン全体のサイズ制限は?

  • ユーザー数×規定容量数がドメイン全体のサイズ制限となるので、ユーザー個々の制限ではない。

Business Standardで10アカウントなら、ドメイン全体で20TBの制限とあり、1ユーザーが2TBを超過することも可能。

共有ドライブの容量制限は?

  • サイズが無制限ではなくなり、ユーザー数×規定容量数のサイズとなる。

現在のヘルプページでは容量についての記載はないですが、今後変更されていくとのことです。

ドメイン全体の容量は共有ドライブのサイズと同一?

  • 同一となり、共有ドライブを含み、ドメイン全体の容量としてユーザー数×規定容量数が制限となる。

Business Standardで10アカウントなら、共有ドライブのサイズを含み、ドメイン全体で20TBの制限となるとのことです。

容量の検討

個々のストレージ共有ドライブ
サイズ数量サイズ数量
G Suite Business無制限無制限無制限制限
Google workspace Business Standard2TB/ユーザー※無制限2TB/ユーザー※制限

※ファイルサイズの制限は、個々のストレージと共有ドライブを合算して制限

共有ドライブについて、フォルダ・ファイル数の検討はしてましたが、これからは、個々と共有のサイズについても検討が必要となりました。

山口建設では、共有するデータ量は、200Gbyte/年で増加しており、現在は600Gbyte。

メールについても、多いアカウントで10Gbyte程度で、合計で100Gbyteでした。

合計すると、800Gbyteのデータが有り、年間200Gbyte程度増加していくこととなり、増加率を踏まえて検討してみました。

ストレージ増加量と経過年数の想定

ストレージ増加量と経過年数の想定

2TB/アカウントとなっても、アカウント数で考慮すると30TByteなので、毎年の増加量が2%増え続けたとしても、65年は問題なさそうです。

G Suiteとして無制限だったのが、Google workspaceとして制限か~、と悩んでいましたが、山口建設の利用方法であれば問題はなさそうです。

 

ストレージは低廉化を続けてるので、なんでこのタイミングでこういう舵取りをしたんですかね…。

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