満足への果てしない旅
2025/03/05
IT 仕事Googleスプレッドシートで、セル内グラフを実現する
練馬のリフォーム 山口建設の山口です。
会社のキャッシュフローの管理で、Excelを利用しています。
1つのファイルで、シートを増やすことも考えたのですが、定期的に確認し履歴を管理することを考えると増えていくので、都度ファイルを増やして、ファイル単位で管理することとしていました。
過去10年間で、230個のファイルが出来上がりました。
Googleスプレッドシートなら履歴管理が簡単だから移行したいと考えつつも、関数がてんこ盛りで入っているので移行が難しいだろうなぁーと躊躇していました…。
ところが、Googleスプレッドシートにインポートすれば、関数を含めて移行できるじゃないですか!
複雑怪奇な関数構成とはしていなかったので、無事に移行が完了しました。
ところが...
非常に細かいところですが、Excelで重宝していたセル内にデータバーが表示される機能が、Googleスプレッドシートにはありません。
ちなみに、Excelで表を利用している方、是非、このデータバーはグラフの見え方がぐっと良くなるので活用してみて下さい。
Googleスプレッドシートでは?

Googleシートにおけるデータバーっぽいの
惜しむべきはGoogleスプレッドシートでは、セル内に表記はできないのですが、個別にセルを設けて、SPARKLINE関数でグラフを作成することが出来ます。
公式のリファレンスはこちらとなります。
C3セルの記入内容は下記となります。
=SPARKLINE(B3,{"charttype","bar";"max",max(B$3:B$8);"color1","blue"})
最大値を範囲における最大値を利用したり、色の指定はcolor1での指定となるのが注意が必要でしょうか。
手間が少し増えますが、Googleスプレッドシートの履歴管理を優先し、Excelではなく、Googleスプレッドシートでの管理に移行することとしました。
これで効率化ではないですが、万が一の場合に、データの保全性が上がりました。
こういうDXも重要ですね。
MF会計を利用して、会社の全口座の残高を確認し、会社の基幹システムから支払い予定額や入金予定額を転記しているんですが、いつかこれが全自動になればいいな…と夢見ながら、一歩一歩進めていきたいと思います。