満足への果てしない旅
2020/06/29
IT 仕事eL-taxでPC-deskを用いた住民税のファイル取り込みで合計件数、合計金額が属性エラーになる?!
2020年7月1日追記
eL-TAXの問い合わせに打診してみると、修正したというメールのお返事をいただき、迅速にファイル定義書の修正されていました。
これで他の人も間違えないファイル定義書に!
支払い処理をファイル化
先日の「住民税決定通知書がやってくる時期になってきました…が、平成からの通年表記ってどうなんでしょう。」にあるように、毎月行う住民税の支払い処理をファイル化して実施してみました。
eL-taxのホームページにある「各種ドキュメント|eLTAX 地方税ポータルシステム」の、共通納税→納付情報発行依頼からファイル定義書をダウンロードできます。
ただし、これ、下記の2つのファイルがあります。
- 個人住民税(特別徴収)CSVレイアウト仕様書(CSVフォーマット)
- 個人住民税(特別徴収)ファイルレイアウト定義書(eLTAXフォーマット)
どうせ同じだろうと、前者の(CSVフォーマット)で処理を進めてみたら、定義が異なる箇所がありました。
集計等を記載する「トレーラーレコード」の記載が一部異なるので注意してください。
個人住民税(特別徴収)CSVレイアウト仕様書(CSVフォーマット)
「個人住民税(特別徴収)CSVレイアウト仕様書(CSVフォーマット)」においては、トレーラーレコードの合計件数、金額が「eLTAX未使用項目」ということでNULLで記載するも、実際の処理時にエラーになってしまいました。
個人住民税(特別徴収)ファイルレイアウト定義書(eLTAXフォーマット)
なぜ処理がエラーになるのかともう一つの「個人住民税(特別徴収)ファイルレイアウト定義書(eLTAXフォーマット)」を見ると、トレーラーレコードの合計件数、金額には未使用項目と書かれてないではないですか!
そもそも、なぜファイル定義書が2つあるか、よく分かりませんが、前者の定義書にeLTAX未使用項目と定義しつつも、後者のファイル定義の名称が「eLTAXフォーマット」なのか、大いに矛盾を感じます…
とりあえず、後者のファイル定義に則ってふcsvファイルを作成したところすなりと対応が出来ました。
すでに年間分のcsvフォーマットは作成したので、今まで1件1件、ちまちま登録していたのが変わり、csvアップロードだけで終わります。
迅速に早く、そして正確に対応できるようになりました。
これぞフィンテック!(…ではない)