満足への果てしない旅
2017/03/06
IT 仕事KDDIから、KDDIウェブコミュニケーションズ(CPI)へホスティングを変更する際に気をつけること。
ホスティング会社を変更しました。
KDDI社のホームページ上では、KDDI社としては販売を中止したので、KDDIウェブコミュニケーションズのホスティングをご利用くださいとあったので、移行がスムーズに違いない!と願いそのまま移行を実施しました。
両社間の連携…?
まず、KDDI社と、KDDIウェブコミュニケーションズ社(以下KWC社)はグループ会社だから、と思っていたものの、両者に密な連携はありませんでした。
KDDI社側の弊社の法人営業担当が気にして、通常の窓口に問い合わせて連携を取ろうとしてくれましたが、KWC社側は、あくまでコールセンターの方が窓口で、技術的な確認は伝言ゲームで、少し進展をやきもきすることがありました。
コールセンターの限界
痛感したのが、必ず誰と窓口で話したのか、その内容と合わせてメールでやり取りをすること。
電話の窓口での解答で、説明と異なったのが幾つかあり、骨が折れました。
他社間だったら、もっと大変だったのでしょうか…。
今後の方のために整理しつつご紹介します。
作業手順
DNS切替
公式説明
実施した詳細作業
- AuthコードをKDDI社から払い出してもらう。
- だいたい数日で対応してくれます。
- 今回は、法人営業担当に頼んだら対応してくれました。
- KWC社へAuthコードを通知する。
- マイページからgTLDの申込も実施
- 事務手数料を支払い、マイページから請求の当て込み作業を実施する。
- KWC社からJPRS、JPRSからKDDI社に連携することで準備が完了します。(3営業日程度)
- 途中、JPRSからメールが来ますが、特段何も対処せず、KDDI側の対応が完了しました。
- 準備が完了すると、マイページにgTLDドメインという契約者情報が作成されます。
- gTLDドメインの詳細から「ドメイン管理ツール」を選択し、契約当初送付されるメールにあるネームサーバに変更する。
これで対応は完了です。
DNSサーバのTTLを調べてみると24時間という設定でしたが、実際には、22:00頃にネームサーバを変更し、5時間程度後に、WEBサーバが切り替わりました。
ココらへんは厳密ではないのか、区切りの24時間がたまたま5時間後にきたのかは不明です。
G Suite切替
公式説明
- http://acesr.document.secure.ne.jp/other/google/01.html
- 「マイページからのお申込み手順」のリンクが切れてるので分かりませんが気にしない。
実施した詳細作業
- トランスファーコードの取得
- 下記にアクセスし、取得する。
- http://www.google.com/a/cpanel/[ドメイン名]/TransferToken
- マイページにログインし、ACEプランの詳細からオプションからGsuiteの申込を実施
- 次回契約開始日はデフォルトのままで影響はないとのこと。
- KWC社側で設定作業(通常1営業日程度)
- ユーザーポータルからログインし、APIクライアントとスコープの設定
- また、該当のメールに対して、Gsuite連携を実施
- KWC社側でDNS設定作業(通常1営業日程度?)
色々ありました。
こういうふうに書けばすっごい簡素なのですが、サポートとのやり取りで色々とあり、誰が本当のことを言っているのか確認が大変でした。
色々と言われたものの違ったものや、作業ミスが下記。
- Authcodeを申請した後に、一度マイページにて管理者情報の修正登録が必要
- 特にそういったことは不要でした。
- DNSのネームサーバ変更は、KWC社側作業があるため、ネームサーバ書き換え後、営業時間内で30分~1時間程度かかる。
- 深夜の切替作業をしても、1営業日かかるなんて言われて驚きましたが、勘違いでした。
- 実際には、こちらがマイページよりログインしネームサーバを切替し、リアルタイムで反映されました。
- G Sutie変換後、2営業日程度過ぎてもG Suite側へメール疎通がされず。
- 作業ミスがあり、問い合わせをして発覚しました。
- 通常は1営業程度で疎通が出来るようです。
メール移行の際のサーバ名とか。
今回、メールの移行を、DNS移行前に実施したのですが、移行後に差分を移行するためにメールサーバを確認しました。
メールサーバ
KDDI社 | KWC社 | |
DNS移行前 | k-yamaken.com | *.secure.ne.jp |
DNS移行後 | IP直 | *.secure.ne.jp |
メールサーバのIPも、契約しているIPと同一とのことでした。
KWC社が契約ドメインと同一名を利用していなくて混同せずに済みました。
まとめ
転んでも泣かない。
データ移行支援サービスで見積を取ってみたものの、そこそこいい値段だったので、その分の仕事は発揮できたようです。
次は、ドメイン変更に伴うWordpressの移行でもかければと思っています。