満足への果てしない旅

2017/02/10

IT 仕事

WEBアプリからの帳票出力し、FAX送付状を作ってみた。

社内のFAX送付状。

エクセルでフォーマットを使って利用を促していたものの、やはりマンパワー、だんだんとずれが発生し、フォーマットの存在を知らずに独自に利用したりとか、どこにあるんだ?と探す時間が発生したりと少しもったいない。

遠い未来、FAXが廃止されても大丈夫なように、会社に来ないでどこでも仕事ができるように、とりあえず、システムでPDFで出力されるように実装してみた。

WEBからの印刷はどうするべきか。

山口建設の社内システムは、bootstrap3を利用しているため、PCからだろうと、スマホからだろうとレスポンシブに表示が可能となっています。

ただし、あくまで表示に関して物凄く優れているものの、印刷に関しては物凄い歯がゆい。

なんとかbootstrapを利用しつつ、cssを個別に駆使して印刷を試みたものの、IEだと余白や、ヘッダー、フッターの個別設定をhtmlやjavascriptでは制御しきれないという結論に至りました。

そこで、PDF化するなら、万事解決では?ということで、TCPDFを利用することに決めました。

TCPDF…css?

早速、TCPDFをインストールし、表示させてみるも、どうやら、外部のcssファイルは読み込めない模様。

bootstrapの全ファイルをphpファイル内に全て記載するのも少しナンセンスなので、手打ちで実施してみることに。

ただし、TCPDFとしても、cssは全て有効にならず、ブラウザと比較すると挙動が少しづつ異なる。

TCPDFマニュアル(勝手訳)を見ながら、悪戦苦闘しつつ、どうにか完成しました。

FAX送付状

入力画面

出力PDF

これで出力がPDFとなるので、IEからWEBページとして印刷する際の挙動をすっ飛ばして思惑通りの内容を表示できるようになりました。

また、事務所内のPCからは仮想プリンタを用いて、複合機(Kyocera TASKalpha)経由でPCから直接FAXできるようになっているものの、やはり一度印刷して、その紙をFAXする文化は強く根付いている。

さらには、インターネットFAXとかを用いれば、複合機もいらず、システムで完結してFAXの送信が可能となるしで、脱FAX化に向けて一歩となりました。

FAX文化はどこまで残るのか。

生憎と、建築業界はFAX全盛期です。

ポケベルのようにサービスとして一掃される時期が来るのか、電車の切符のように残り続けることとなるのか。

どちらにしろ、受け手側の、考え方とシステム的な環境を考慮すると、50年ぐらいはFAXは残りそうですね。

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