満足への果てしない旅

2016/12/13

IT 仕事

WEBにある内容はどこまでホンモノといえるのか。

先日、WELQという、健康関連のキュレーションメディア(色々な記事をまとめて掲載しているところ)において、内容が酷すぎて閉鎖という事態が発生しました。

肩こりの原因が幽霊って、すごいですよね。

それに紐付き、WELQを運営しているDeNA配下の複数のキュレーションメディアも閉鎖となりました。

建築関連でも、iemoがそれに該当し、閉鎖となっています。

先日、オウンドメディア(自社で作るキュレーションメディア)とかどうなのよ、と思いたち、色々なWEB屋さんとお話ししました。

「記事は有料ですけどしっかり書きます!自社で書くのは難しいですよね?」的な話もあったものの、リフォームの細かい所ってどうやって取材するの?壁厚とか木材、部材のサイズとか追えるの?工事の流れとかそもそも分かるものなの?各メーカーの流行とかわざわざ取材できるの?と色々な疑問がありました。

曰く、「ちゃんとした記者がいるので大丈夫です!」、から始まり、「そこまで深い内容はいらないので誰でも知っているようなことでも大丈夫なんです。」というお返事でした。

「有意義なコンテンツにアクセスが集中する」よりも、やっぱり、「コンテンツの内容はおいといて、アクセスを稼ぐことが優先」な世界なんでしょうね。

こういった記事を読むと、我々が日頃ネットで見ている記事の裏に、どんな思惑があるのか少しだけ垣間見えてなんとも言えない気持ちになってきます。

WEBの記事は、どこぞのサイトに記載されているから安心ではなく、その記事がちゃんとした人が実名で記載しているかどうか確認が必要な時代が来ているのかもしれません。

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