満足への果てしない旅
2016/07/05
IT 仕事 日々社内サイトでpukiwikiとOnedriveを用いて情報共有
「wikiを用いて情報共有」というのは、よくいわれていることなものの、誰かが猛烈な勢いで整理・展開しないと情報は更新されず死んでいってしまうというジレンマがあります。
誰か=私しかいないため、日々猛烈に整理を進めています。
モバイルでも閲覧可能にする
社内システムはbootstrapを利用してレスポンシブとしているのですが、利用しているpukiwikiも同様にLuLuスキンを用いて、レスポンシブ化を実施して、ちょこちょこbootstrapも合わせて実装。
これで、出先でもモバイルで社内の情報をくまなく確認できる環境ができました。
iframeの利用
まずはiframeプラグイン(旧公式ページ)を用いてiframeを利用できるようにしました。
Googleカレンダーの表示をiframeで表示を試みたもののGoogle側から拒否される事態には、Googleから吐き出されるURLをhttpsではなくhttpとして変換して対処。
また、IE11でアクセスすると、
Your borwser is not supporting object tag.Please use one of the latest browsers.
という表示が出てしまうのは、IEのHTTP_USER_AGENTがひっかかってしまっているので、iframe.inc.phpを修正。
IE11からHTTP_USER_AGENTがめんどくさい感じになってしまってるようなので、
if (preg_match(“/MSIE (3|4|5|6)/”, getenv(“HTTP_USER_AGENT”))) {
$style = isset($options[‘iestyle’]) ? $options[‘iestyle’] : $style;
return $this->show_iframe($url, $style);
} else {
return $this->show_iframe($url, $style);
//return $this->show_object($url, $style);
}
な感じで修正。
いいんです、社内システムだし、制限かけてるので、ユーザー環境はコントロールできるので!
iframe.inc.phpの公式サイトがどこかに消えた…?
旧公式ページが生きているんですが、旧ページはv1.7が最新。
現在利用しているのが、v1.11なので、遠い昔公式サイトからダウンロードしたような…。
Oneドライブの利用
今までは、社内サイト(pukiwiki)で閲覧し、必要であれば、pukiwikiからNASへリンクを飛ばし、別途ファイル(パワポやpdfやエクセル等)を確認するという方法をとっていました。
これだと、モバイルの利用が面倒極まりない。
前回はGoogleスプレッドシートを利用すればと思っていたものの、社内のOfficeのファイルはやはり変換されると少し見た目が変わってしまうので方向転換。
一時期、ファイルの内容をwikiに記事として転記する対処もやっていましたが、版数管理がwiki側とファイル側で地獄のようになるので断念。
というわけで、餅は餅屋、OfficeはMSで、ということでOneドライブで対処することにしました。
ファイルをOneドライブへアップロードして、埋め込み用のリンクを取得して、iframe.inc.phpにOneドライブへのアクセス許可を記入してファイルの内容がブラウザ上で確認できるようになりました。
pukiwikiへの記載は下記のように実施。
#iframe(https://onedrive.live.com/*,style=width:100%;height:481px;)
高さ方向も上手く制御できればと思いつつ、高さの%指定がPCのchrome/IEと、Androidのchromeとで挙動が違うので断念。
とりあえず、これが最適と自分に言い聞かせる。
既存のOfficeなどのファイルをアップロードし、既存のpukiwikiのページも移動してから階層化を厳格化し、やっと閲覧に耐えうる状態まで持ってこれました。
誰かしか知らない知識、というのが、誰でも手軽に分かるような体制づくり。
終わりはありません。