満足への果てしない旅
2016/06/10
仕事 日々3Dプリンターで建物を作る時代が来つつ…
3Dプリンターが流行りだしたころ、2014年には下記のような記事が出ていました。
記事は、こんな感じで出来るんじゃないかなー?プラスチックの素材じゃなくてコンクリートを積み上げて、そこそこ出来る用意ができつつあるよ!という論調であったものの、それから2年。
上記の工法を紹介しているサイトはあまり動きがないようですが、ついにドバイで3Dプリンターを用いてビルが建築されました。
(ビルとされていますが、1階建てで無筋?…というか、プラスチック?なので、すこし名称に違和感がありますね。)
- ドバイで3Dプリンターだけで建設されたビルが完成
- DUBAI HAS 3D-PRINTED AN ENTIRE BUILDING
- Dubai unveils world’s first 3D-printed office building
260㎡程度、80坪程度(2700フィート^2)、1500万円(14万ドル)で、印刷が17日間。
坪単価20万円….。
工期ではなく印刷と表記しているのがその後の設置作業や仕上げ、配線、配管などが含まれているのか、3Dプリンターなのでこそ印刷として明記しているのか分かりませんが、確かに短いように感じられます。
「3Dプリンターだけ」という記載もあるものの、給排水や、配線用の管路なども全部3Dプリンターだけで作成されていたら、ものすごいですね。
電話の交換手や、切符のモギリなど、技術の発達にあわせてなくなる仕事があるものも事実。
我々の仕事はどこに向かうのか。