満足への果てしない旅
2020/06/20
IT 仕事imap形式のメールサーバからG Suiteへのメールデータお引越し
過去に、メールサーバ移管に伴い、「IMAPアカウントから、IMAPアカウントへの移行方法」をやりました。
そして徐々に情報化をすすめるに当たり、徐々にG Suiteを導入しています。
ここでネックになるのがやはりメール。
現在利用しているメールサーバがIMAP形式で対応しており、前回記載のようにimap(G Suite)間でメール移動が可能なImap2Imapを利用してみましたが、ラベルが膨大にあるので途方に暮れていました。
メールサイズも12Gというサイズなので、thunderbirdのアドオンも少し躊躇するなー、どうしたもんかと思案していたら、Googleがちゃんと代替方法を用意してくれていました。
下記以外にも、G Suiteの管理ツールに「データの移行」がありますが、設定しても処理が進まず…何か設定の不備がありそうでしたが諦めました。
G Suite Migration for Microsoft Exchange(GSMME)を用いたimap移行
Googleのヘルプページは実際の画面構成と異なる場合があるイメージだったのですが、一字一句同じで非常に分かりやすいヘルプページでした。
Google Cloud Platform(GCP)Console
まずはGoogle Cloud Platform(GCP)Consoleを利用して、認証用のJSONファイルをダウンロードする必要があります。
上記のリンクにもある、サービスアカウントの作成にもあるように、プロジェクトの作成、API有効化、OAuth 同意画面、サービスアカウントを作成実施します。
これで認証情報のJSONファイルがダウンロードできました。
G Suite Migration for Microsoft® Exchange
上記のリンクにもありますが、GSMMEをダウンロードして設定、操作を進めます。
‘for Microsoft® Exchange’とありますが、一切、Exchangeは関係なくても実施できるのはご愛嬌。
いざ同期!
全てのテストが完了すると、実行です!
今回は12Gのメールサイズでは大体8時間程度で移行が完了しました。
まとめ
現在、山口建設のメール構成は、少しだけ歪になっていることも有り、はやめにG Suiteへの移管を実施したいと考えていました。
ただし、メール移行が少しネックになるかなーと思っていたものの、GSMMEを用いることで、すっきりと実施ができそうです。
imap→G Suiteのメール移行であれば、GSMME一択!
G Suite以外の場合は、「IMAPアカウントから、IMAPアカウントへの移行方法。」の記事が参考になれば幸いです。