満足への果てしない旅
2020/10/26
仕事LIXIL、TOTO、パナソニックと、各メーカーのカタログにある納期の表記の違いにここまでの違いがあるとはびっくりしました。一体納期とは何なのか…。
リフォームでは、工程と呼ばれるように、何を何時どのように実施するかは非常に重要です。
施工の稼働、多岐にわたる商品の到着、お客様のご予定、各種申請等々、あらゆるものを段取りしてリフォーム工事を進めていきます。
そして一番コントロールしづらいのが、商品の納期になります。
今すぐに工事したいのに、なんでそんなに待たないといけないの!と思われる方もいると思います。
一般的には、トイレは数日、お風呂は2週間、キッチンは2週間と、発注をしてから商品が届くまで中々に時間が必要となります。
先日、納期の観点から、LIXIL、TOTO、パナソニックのカタログを見比べる機会がありました。
LIXILの場合
LIXIL 2020住宅トイレカタログ(2020年08月)p160より抜粋
LIXILの場合は、納期は受注後約1週間という表記。
この、「約」に全てが集約されているので実際は発注してメーカーと調整ということを意味していると思われます。
でも、実際には土日や夏季休暇、年末年始も除外されるので、ものすごい「約」の働きが期待されます。
TOTOの場合
TOTO レストルームカタログ(一般地・寒冷地)No.1401(改訂年月: 2020.7)p52より抜粋
LIXILの「約」単独からさらに一歩続いて「大型連休除く」という表記が増えました。
わかりやすい!ものの、1週間納期という表記だと、今が月曜日だから、来週月曜日にね!と思いがちですが、実際には営業日で1週間となるので、月曜日発注の、水曜日にメーカー出荷などになります。
パナソニックの場合
パナソニック アラウーノ トイレ設備カタログ(2020年8月<第1版>)p46より抜粋
パナソニックが一番分かりやすくて感動しました。
「土日祝日は除く」という金字塔を掲げ、かつ、物流センター出荷という、納期はあくまでメーカーの工場を出荷までで、現場に到着とは限らないよ、という配慮。
一般的には、メーカーから流通会社経由で商品は発送されるので、流通会社の倉庫入れ・倉庫出荷のロスタイムがあるのです。
まとめ
何気に表記のばらつきが多かったメーカーカタログ。
実際には特注品だとさらに納期が~などあることも多いです。
リフォームのお考えの場合は、大体のご予算、そして何時までに完成したいかというスケジュールをお教えいただければ、しっかりとご説明させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
工事の進捗などは下記の動画も是非御覧ください。
https://youtu.be/HB4ILsEym3g