満足への果てしない旅
2023/01/13
IT 仕事ネットワークが遅い!UTMか、無線APか、それとも端末依存か!結果はまさかの原因でした…
最近、会社のネットワーク速度が遅く感じていました。
fast.comで計測すると、12Mbps程度…過去は200Mbpsぐらいは楽勝に出ていたのに…
山口建設のネットワーク環境としては、UTMとしてWatchGuardがあり、その下にブリッジモードの無線APとしてTP-Linkのdecoシリーズがぶら下がっています。
会社は、社内サーバー、複合機や、電話の主装置を除き、すべて無線LANで接続されています。
どこのPCや、どのスマホでも速度が遅い状態でした。
速度低下の原因はなんなのか?
当初は、PC側のGoogleドライブにおいて、動画関連の1G単位のファイルを多数保存した際のオンライン同期の影響を疑っていました。
UTM側で、どこぞのPCが帯域食い過ぎだから、制限かけてやる!とかなのかと考えて、サポートとやり取りしてみても、そんなのは実施されてないし、UTM側のマシンスペックも十分に余裕あるからUTM側は無関係のはず…と。
不思議なことに、無線APにログインしてみて、機能として具備されているスピードテストを実施してみると200Mbps以上が余裕で出る始末…
うーむ、色々と調査しなければ、と、会社で全員が帰るのを待って、一人情シスは孤軍奮闘を始めるのでした。
というわけで、19時半頃には全員帰ったので、一人作業を始めました。
ネットワーク機器を格納している格納ボックスを動かして、扉をフルオープンで配線をチェックしながら、有線でスピードテストを実施すると、速度が200Mbps超で出るわけです。
なんだ無線AP側の不具合かと思い、その状態で無線LANで確認しても200Mbps近く速度が出るわけです…
設定を何もいじったわけではなく、格納ボックスを動かして、扉を開けただけなのに!
格納ボックスの前面扉を開けただけで速度が回復する…、そうです、鉄製の箱の中に入れたら電波が悪くなりますよね…
ということで、無線LANルーターだけ、格納ボックスから外に飛び出させました。
不用意な操作とか、何かしらのアクシデントが発生しそうだけど、しょうがない!
というわけで、無線LANルーターを通信しやすい環境に設置し直したら、爆速が復活しました。
通信速度が遅いと感じた皆さん、無線LANのアクセスポイントの設置場所を気をつけてください…うちぐらいでしょうか…