“リフォームの進め方”についてのスライドでのご説明資料と、その資料を解説した動画、webページをご用意しました。


スライド資料

動画解説

はじめてリフォームを考えたときに知っておくべきこと。(40分50秒)

webページ版

リフォームはどのように進めればよいのか

リフォームはどのように進めればよいのか

リフォームをご検討中で、“そもそもリフォームをどのように進めればよいの?”とお悩みの方に向けた内容になっています。

リフォームのプロ目線で全体的な流れを分かりやすくお伝えしますので最後までご覧いただければ幸いです。

1、リフォームのきっかけを考えましょう

1、リフォームのきっかけを考えましょう

大前提として考えなくてはいけないのは、“リフォームのきっかけ”は何か?ということです。ご自身やご家族皆様が何をもって、リフォームをしようと思ったのか、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

山口建設以外のリフォーム会社でご検討されている場合も、何のリフォームをしたいのか(例えばトイレを交換したい!)などではなく、その根本が重要となります。「設置から年数が経ち老朽化が進んでいるので~」、「高齢のご家族のために介護しやすくしたい~」など、根本の思いやお気持ちをリフォーム会社にぶつけるとリフォーム会社が最適なご提案をしてくれるかと思います。

例えば、結婚などで家族構成やライフスタイルの変化があった時に、新居を買うのか、それとも中古マンションを買ってリフォームするのか悩まれると思います。そういった時でも、何をするのかではなく、まずどういう思いでリフォームを考えているのか、お話していただければと思います。また、ご家族の皆様がどういう思いでリフォームを考えたのか、同じ方向性で考えていくことがご満足いただけるリフォームに繋がるかなと思います。

2、工事期間について

2、工事期間について

では、実際にまず理解してほしいなと思うのが「工事の期間」です。モノを買って終わりではなく、商品があって、必ず施工(工事)があります。そうすると工事の期間を理解することが重要です。どれぐらいの工事規模をイメージされているのかにより工期は異なります。

例えば、単独の住設交換の場合、概算費用として30万くらいからになり、トイレ交換は大体一日で終わります。
※こういった住宅設備機器のことを我々は略して“住設”と呼びます。

ちなみに、我々は浴室のことをユニットバスと呼ぶこともありますが、概ね1週間ぐらいの工事期間を要します。キッチンも概ね1週間程度見ていただければ、その期間内に終わるかなと思います。

続いていくつかの住設交換についてお話いたします。水廻り4点は、浴室・キッチン・洗面・トイレとなりますが、この中から工事が必要な箇所を組み合わせてご交換工事をされる場合、使うメーカーやオプション、グレードによって異なりますが、費用は大体300万ぐらいからになります。

また、工期については2週間程度かなと思います。大体1~2週間で終わりますが、住みながら工事したい(在宅工事)場合、荷物の移動を希望されたり、細かなオプションやこだわりを詰め込んでいくと、数週間程度に及ぶ場合もあるかと思います。

一方、例えば部屋が小さいので間仕切りを取りたい、こっちを廊下にしたい等の間取り変更などご希望で住宅設備機器の交換と同時にやる場合、商品によっても金額は変わりますが、500万以上費用がかかり、工事の期間は約1カ月必要かなと思います。

最後に、マンションを買ってフルリノベーションをしたい、戸建の柱だけを残してフルスケルトン工事をしてくださいなど、大きな規模での依頼もあると思います。そういった場合は1,000万以上費用がかかり、1か月半以上の工事期間が必要となります。

これらのご説明はあくまで工事が始まってから終わるまでのイメージとなります。

3、在宅工事について

3、在宅工事について

住みながら工事はできないの?という質問をいただくことがあります。

小規模工事なら可能ですが、規模が大きくなるにつれて、住みながらだと工事の騒音や荷物移動、場合によっては水道管切り廻しをするため、1日水道を止めなくてはいけなかったり、停電があったりと細々としたことが発生します。

その中でも騒音や荷物移動は大きな部分になります。電動工具を使うので、モーター音や解体時の音などを日中ずっと聞いているのは大きなストレスです。絶対に住みながら工事したいんだという何かしらの理由がない限り、仮住まい等を利用された方が場合によっては工事も短く済み、費用が嵩まないかなと思います。

職人の施工スペースだけではなく、材料置き場などのスペースも必要になります。トイレの前の廊下など邪魔にならない場所を利用することも可能ですが、キッチンは食器など動かして置いておかなきゃいけないので、リフォーム会社に色々とご相談いただければと思います。

4、仮住まいについて

4、仮住まいについて

工事期間中の短期間に仮住まいを探し、契約するのも大変だと思いますが、山口建設の場合、弊社管理の物件があります。

現在は事務所の隣にあるアパートと事務所の上階を仮住まいとしてご提供しており、非常に打ち合わせがしやすいと好評をいただいています。ご契約の方優先となりますが、基本的に無償でのご利用が可能になっています。

場所が条件に見合わなかったり、お子様の学校に必須条件がある場合などは、仮住まい専門の不動産もご検討いただければと思います。一般的な不動産だと大家さんが長く住む方を優先したいので、短期貸しを専門とした不動産をご利用いただいた方が適切な条件のお住まいを見つけることができるかと思います。

5、どれぐらいで工事が始まるのか

5、どれぐらいで工事が始まるのか

では、リフォームのご相談を最初にいただいてから工事を開始できるまでどの程度時間がかかるのかを見ていきたいと思います。

キッチンや浴室、洗面、トイレなど設備交換工事の場合、実際にお話をいただいてから、相見積もりなども取っていただき比較検討していただいて、リフォーム会社を決定してから数週間程度始まるまでに時間がかかります。

なんでこんなに時間かかるのかと思うかもしれませんが、トイレ交換を希望される場合も、どんなトイレがあるんだろうとインターネットで検索したり、TOTOやLIXIL、パナソニックなど様々なメーカーのトイレを比較し、ご友人などのご意見やクチコミ等を見て、恐らく何社か相見積もりを取られるかと思います。

リフォーム会社の A社~C社など数社に依頼した際も、現場を見ないと判断できないので、現地調査の日程を決めて見積比較するだけでも、1~2週間ぐらい経ってしまうかなと思います。

そして、重要なのはリフォーム時には、出来るだけモノを見ることです。住宅設備機器は安い買い物ではないので、高ければ100~300万していくので、ショールームで実際に見ることが必要だと思っています。検討期間から工事が始まるまでに数週間程度の時間が必要となります。

単独の住宅設備交換は、工事スタートから終わるまで、数日から1週間程度かかります。規模が大きくなり、いくつかの住宅設備機器を交換希望で、かつ間取り変更したい場合は、500万以上と規模の大きい工事は検討開始してから工事開始まで、1~2ヶ月ぐらいは普通にかかります。

実際にどういうリフォームにしたいのか、どのような仕上がりを期待されるのか、どういったものを比較検討するのか、場合によっては間取り変更も生じるので、A社、B社、C社、山口建設とプランニング内容の比較検討も必要になります。

トイレ単体を新しいものに変えるだけではなく、壁や扉をどうしようと決めることも非常に増えてきます。決めなくてはいけないことを決定していかないと見積もりもできません。たたきとして、概算見積もあると思いますが、実際に皆様のやりたい事や希望を事細かく聞かせていただいて、整理して、Aにするのか、Bにするのか、Cにするのか、色は青にするのか、黄色にするのか、赤にするのか、そういったものを決めないと見積もりが出てきません。まず検討期間があり、相見積りをしてどの会社がいいかなと考えたら、やはり1~2ヶ月ぐらいの期間はかかるかなと思います。

改めてとなりますが、いくつかの住設交換の場合はだいたい数週間程度で終わり、住宅設備機器の交換+間取り変更などを行う場合は大体一か月程度かかります。

お住まいの大部分の改修工事となると様々なパターンが出てきます。恐らくリノベーションやフルリノベーション、フルリフォームなどと呼ばれます。大規模リフォームの場合は、生活に非常に密接するところが多くなります。

このプランだとこうしたい、ああしたい、と皆様の一人一人の生活に一番適したものは何だろうというお話になるので、非常に時間がかかります。

二世帯住宅にしたい、もしくはご家族でどういった形で生活するのが一番かと迷われた時に、資金計画でローンを組みたいから手伝ってくれないかといったご相談事も、山口建設ではもちろん喜んで対応させていただきます。

このように様々な検討が必要となります。大部分の改修工事に関して2ヶ月程度と記載していますが、長くかかる方は、3~4ヶ月かかる方もいらっしゃいます。そのため、十分な検討期間が必要になります。

リフォームなんてすぐできるだろうと思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、住設交換だけで数週間程度かかってしまうので、突然、明日来て工事をくださいということは基本的に難しいです。

トイレ工事だとしても1ヶ月後くらいに完成するんだと想定していただければ、齟齬がなくスムーズにリフォームできるかと思います。

ただし、規模が大きくなればなるほど、完工日も先になります。大規模リフォームになると、実際にいつ出来るんですかと聞かれても、どういった内容でやるか決まらない限りは我々も話ができません。

そのため、必ずリフォーム会社にいつまでに何をしたいかをご提示ください。リフォームのプロですから逆算をして、こういうスケールであれば、これはできますという回答をしてくれます。

あまりにも無理なスケジュールではできない場合もありますが、いつまでに何をしたいかをリフォーム会社としっかり話し、相談しながら進めてほしいと思います。

6、現地調査にかかる時間について

6、現地調査にかかる時間について

全体の期間についてお話させてもらいましたが、必ずリフォームの際に必要となるのが現地調査です。

リフォーム会社がお住まいにお邪魔させていただいて、今どういう状況なのか、工事するとどういうものが必要なのか、プロ目線でしっかりと見ます。

物販でペンを1本買うだけでしたら現地調査は不要ですが、やはり工事が発生するので、どういうふうに工事をするのが適切なのか、その工事が可能なのか、それを踏まえて適正な見積もりを作るために現地調査が必須となります。

単独の住設交換で、例えばトイレ交換したい時は大体30分から1時間くらいお話を伺いできれば、次の工程に話ができるかなと思っています。

いくつかの住設交換や間取り変更を伴う工事の場合は、1~2時間かかり、場合によっては3時間かかることもあります。

手すり1本つける工事だけでも、担当者と話が盛り上がってしまえば1~2時間かかるかもしれませんので、あくまで目安として見ていただければと思います。

現地調査に来ていただく場合は、時間に余裕を持ってスケジュールのご調整をしていただければと思います。

その際に、同時に3社、4社、5社と呼ばれてしまうと、おそらく各会社としっかりお話もできません。なので、基本的には相見積もりを取るのは致し方ない時代だと思いますが、各会社は時間調整しお呼びいただけるのが良いかなと思います。

過去の体験として、以前、現地調査に行かせていただいて、ドアを開けた瞬間も靴が大量に玄関にあり、複数社同時に現調をお願いされていました。

そうすると、お客様のお話をしっかりと聞けず、ご相談もできない状況になってしまうので、現地調査を同時に依頼するのはお控えいただければと思います。

また、図面や間取り図などもご用意いただくと、より迅速に対応ができるかなと思います。

7、何を伝えたのか整理しましょう

7、何を伝えたのか整理しましょう

現地調査を始め、どのようなことを伝えたのか、どのようなことを言われたのか、より良いお住まいを作るために、可能な限り記録(メモ)を残すようにしましょう。山口建設の場合はお話の最後に複写式の打ち合わせ議事録書をお渡ししています。

なので、自分が言ったことがきちんと入っているのか、例えばここは緑が良いとかここは赤色が良いなど、ここは肩ぐらいの高さが良いとか、色々な視点で決めることがあると思いますが、最後にご確認いただくのが一番良いかなと思っています。

そして、次の予定として何をいつまでにするのかというのはご確認いただいた方が良いかなと思います。

その後もまた連絡しますからではなく、必ずリフォーム会社さんにいつまでに連絡するから、これはいつまでにお願いしますと期日を決めた方が打ち合わせは効率的に進むかと思います。

8、すぐに見積は作れないのか

8、すぐに見積は作れないのか

現地調査の後は見積作成です。現地調査の内容を踏まえて、見積書を作ります。

お客様側はすぐに見積もりを作ってほしいと思われるかもしれませんが、見積作成ではどんなものをどのようにして工事をするのか、内容と価格を踏まえて、整理します。

つまり、すぐにできるんでしょう?と言われると非常に難しい所があります。というのも、お住いは一軒、一軒本当に違います。材料や間取り、ライフスタイルも違うので、リフォームで何をするかを決めてから、早くて 1 日 、一般的には1~2 週間ぐらいご時間をいただくことが多いです。概算で見積書をくださいというご相談もよくいただきますが、あくまでイメージですね 。仕様が固まっていないと難しく、様々な理由で現地調査無しで概算の見積書をください と言われた場合も提出できるのはあくまで概算の金額です 。

10%~20%ずれることは、もちろんズレが生じますので、目安として捉えていただければと思います。ちゃんとした見積書を作成する場合、現地調査を行ってから、1~2週間ぐらい時間が必要だと思ってください。

また見積書を作成する上で、必ずショールームに行って実物を見るようにしましょう。

10万、20万、30万、200万~300万の商品も普通にありますので、ショールームでの確認は重要です。そしてショールームでの確認はすぐには終わりません。

トイレだけでも1時間程度かかる方もいます。そして、4部位(キッチン、浴室、洗面、トイレ)となると、1日かかると思います。10 時から始まり、夕方ぐらいまでかかるお客様もいらっしゃいます。

なので、最新の設備機器を楽しみながら比較検討し、お住まいのイメージを膨らませながら楽しい時間にしていただければと思います。

9、相見積もりがして良いのか

9、相見積もりがして良いのか

では、相見積もりはして良いの?と気にされる方もいらっしゃるかと思います。

もちろん構いません。比較検討は重要で、リフォームの場合、10万円単位、100万円単位、1000万単位と非常に高い買い物になっています。そのため、じっくりと比較検討してください。ただ注意していただきたいのは、見積書の社数と何がどれだったのか訳が分からなくなる可能性もあります。オススメとしては、相見積もりは多くても3社程度かと思います。

4~5社と数が多いと、比較検討も難しくなってくるので、多くても3社くらいに抑えて、相見積りを取っていただくのが良いかと思います。

物品販売の場合は同じものが届くので安い方が良いですし、配送やサービスなど細かい面もあるかと思いますが、純粋に全く同じ商品が同じ条件で買えるのであれば、価格勝負になるかなと思います。ただ、リフォームの場合は、物だけではなく工事が伴います。しかも、見えない箇所の工事も多くあります。そのため、金額のみを追求すると、品質としては心配な所が出てくるかなと思っています。大手のリフォーム会社が同時に大量に物を買い占めることで単価を下げたり、後は大工や設備や水道屋、クロスを貼る内装の職人、電気工事屋など、分業ではなく一人で行う多能工職人に発注することで価格を抑える会社もあります。

ただ、山口建設は施工の品質やお客様の満足度を大事にしているので、営業や職人にしてもこだわった提供をしております。そのため、山口建設は価格がどこよりも安いとは言えませんが、どの会社よりも良い工事、お客様に最善のお住まいをお届けすることが我々の強みだと言えます。もし仮に10社並べたら、確実に上から数えた方が早いくらい価格は高いです。しかし、その分品質の高い工事ができると思っています。

10、近隣への挨拶周りについて

10、近隣への挨拶周りについて

見積依頼をして、契約に至り、実際に工事を頼むとなった場合、次は近隣への挨拶です。これは非常に重要です。山口建設の場合は大家さんやマンション管理人、近隣にお住まいの方など、基本的に周囲の方に挨拶しています。

特にマンションの場合、規約で決まっていますので、この範囲で挨拶を行ってほしいとか、逆に挨拶しないでくださいとか、エレベーターホールや掲示板にお知らせを貼ってくださいなど、様々なパターンがあります。こういった場合、お客様とも相談させていただいて、一緒に挨拶周りをしましょうとか、山口建設が近辺を全部周ってねとか、〇〇号室に住んでいる方は仲が良いので菓子折りを持っていきたいなど色々なパターンがあります。

基本的に工事の責任はすべて我々が持ちますので、我々がちゃんとした準備を行い、近所の方にもしっかりとご挨拶を行い、良い関係が築ければと思っています。

そして、マンションは管理組合があって、管理規約があるかと思います。そうすると実際に工事を始めようという時に管理組合の許可申請が必要な場合がほとんどです。

ただこういったことにも、やはり温度差があります。例えば、理事長に押印してもらえれば良いというマンションもあれば、月に1回、理事会が開かれて、理事全員の押印が必要だったり、工事の前にはお住まいのお部屋の上下左右斜め、全てのお住まいの方から押印をしていただかなくてはいけなったりと、いろんなルールがあります。

こういった様々なマンション規定のルールに則ると、1~2ヶ月かかっ たりします。

なので、実際に工事を始めようという段階で、マンションの場合は管理規約との整合性があるかもしれないので、リフォーム会社に事前に管理規約を確認してくださいと伝えたりすることで、よりスムーズに工事が進むかなと思います。

11、工事の始めに何をするのか

11、工事の始めに何をするのか

続いて挨拶周りが終わり、工事スタートとなった時です。

工事の始まりに、山口建設の場合は工事の規模にもよりますが、着工式を実施することがあります。工事に関係する職人も合わせ、工事の安全を祈願し、場合によっては神主さんをお呼びし、お客様のご希望に沿う形で儀式を執り行います。

12、工事の順番は?

12、工事の順番は?

次に工事の大まかな流れですが、始めは解体です。

取り出しや撤去工事があり、次に切り回し作業という見えないところの水道や電気、ガスなどの配管や配線を実施して、最後にそれを塞いでいきますが、下地作成、壁や床、天井など下地を色々作り、内装仕上げとなります。

床やクロスを貼ったり、建具を付けたりします。そして、最後に住宅設備機器のキッチンや浴室、洗面、トイレの設置が大体の流れとなります。

13、工事中にはどうすれば良いのか

13、工事中にはどうすれば良いのか

完工時に見えなくなってしまう工事は特に大事です。また、解体作業時には大きな音が発生します。フルリノベーションだと、家具が多ければ2tトラック4台分など必要になることもあり、ゴミも多く出ます。騒音も含めて解体作業時には周辺の方に迷惑をかけてしまう時期になります。切り廻し作業や木工事、電動工具の使用により、板や石膏ボードを切る音も発生します。

工事が終わると見えなくなってしまう箇所に関しては、いかに工事の進捗共有を行うかが大事だと思っています。お客様のご要望によっては現場で色々お話させていただきます。難しい場合は、写真や動画を共有します。

工事中の定期的な報告は必要です。お客様の方からもリフォーム会社に工事の進捗について確認していただくことが良いかと思います。

14、工事完成後の引き渡しについて

14、工事完成後の引き渡しについて

最終的に工事が終わるとお引渡しとなります。そして、完工時にお花をお贈りする場合もあります。引き渡し時にはどのリフォーム会社も行うと思いますが、リフォーム箇所の確認をお客様と一緒に行います。お客様ご自身の目で見ていただき、例えばこの棚がちょっと曲がっているなど納得いかない箇所などあれば言ってください。リフォーム会社側の責任の場合は、必ず手直しなどを行います。指摘箇所に対し、真摯に対応させていただくことが大事で、もちろん山口建設もしっかりと対応しております。

そしてもう一つ大事なのが保証の話です。施工後に直してくれるのかどうか、保証範囲外だったり、保証期間が過ぎていたりと様々なパターンがあります。

そのため、保証に関する枠組がどうなっているのか確認してください。基本的には現地調査や見積依頼の時に確認していただきたいと思います。

多くの会社が保証内容の保証書サンプルを持参し説明されるかと思います。

まとめ

まとめ

最後に今までお話したことをまとめたいと思います。

まずは、何故リフォームしたいと思ったのかという理由です。リフォームしたい内容を決めるのではなく、何故リフォームしたいのかご家族みんなで話し合っていただいて方向性を合わせるのが大事です。ご家族皆様がより良い生活できるためにどういう方向に向かってリフォームするのかは非常に重要です。

次に工事が始まってから終わるまでのイメージです。工事の規模によって異なりますが、数日程度で終わる内容のリフォームから、規模が大きくなればなるほど、1~3ヶ月かかることもあります。

そして、在宅で工事も可能ですが、騒音があったり、工事の粉塵があったりするので、リフォーム会社目線でいうと仮住まいをご利用いただいた方が工事が早く進むかと思います。山口建設の場合は仮住まいの提供がありますが、仮住まい専門の不動産会社をご紹介することも可能ですので、安心してご相談いただければと思います。

では、工事が始まり、終わるまでにかかる時間についてです。まず現地調査を行い、工事着手となるまで、単独の住宅設備機器交換工事(トイレを一箇所交換する場合)、でも数週間かかったりします。そのため、トイレ交換を考えて、すぐに明日工事というのはほぼ不可能です。

短くて数週間程度、工事の規模によって長くて3~4ヶ月かかることもあることをご理解いただければと思います。

続いて、工事までの流れです。まずは現地調査です。規模の小さな工事であれば30分~1時間程度で終わるかと思いますが、規模が大きくなるにつれて、より細かく見ていかなければいけないので、3~4時間程かかる場合もあります。

そして、繰り返しとなりますが複数社に相見積もりを取るのは問題ございません。現地調査は同時にリフォーム会社を呼ぶのはお控えいただき、現地調査でリフォーム会社の営業と話した内容を整理し、メモすることが大事です。山口建設の場合は議事録を残しており、複写をお客様にお渡しし、次はどういったことを行い、その後のスケジュールに関してもお伝えします。

続いて、見積書作成に関する所要時間です。見積書は非常に重要です。リフォームは物品販売とは異なりますので、どのような工事をするのかが非常に大事です。お住まいの一軒、一軒を見て対応しております。現地調査の前に概算見積書が欲しいという方もいらっしゃいますが、その場合はあくまで目安としてお出しするので、実際にかかる金額と10~20%相違が生じてしまうこともご理解いただきたいです。

価格面で比較検討される際に、大手の会社だと大量に物を買って単価を減らしたり、多能工職人を採用し、全体的な費用を抑えることもあります。しかし高い品質の工事を考えた時に、山口建設ではその工事に最も適した職人を選定し、しっかりとしたプランニングおよび現場管理もします。保証制度にしても高い品質を目指し我々はお客様と向き合っています。

近隣への挨拶に関しても、マンションの場合は管理組合があり、規約がありますので、それに即して対応することが必要です。申請してから時間がかかるマンション等もありますのでご注意いただきたいと思います。

場合によっては、工事前に着工式を執り行うこともあります。そして、工事が始まると、まずは解体工事、続いて切り回し作業、水道管の配管工事、下地の作成、仕上げとなりまして、その後に設備機器の設置となります。完工時には見えなくなってしまう工事は特に重要です。

次に工事の進捗共有についてです。場合によっては、現場にお呼びして柔軟な対応を行い、アドバイスやご提案を行い、工事の進捗共有を密に行うことが大事です。

最後に工事が完了したら、もちろんリフォーム会社でもチェックしますが、傷とか汚れの確認や、動作しづらいものがないか、ちゃんとチェックしていただきたいです。

まとめは駆け足になりましたが、リフォームのイメージやリフォームの流れ、所要時間など、全体的なイメージができれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

仮住まいについて

ご説明の中にある弊社が無償で貸し出しを行っている、仮住まいについてはこちらからご紹介をしております。

どんな会社に頼むべき?

リフォームはどうやって準備してどのように工事まで進めていくのかがお分かりいただけたと思います。

リフォームの進め方がわかった後は、どのような会社に頼むべきか確認してみましょう。

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