リフォーム通信
2024/08/19
リフォーム商品紹介【キッチン徹底比較】ステディアvsラクエラ / 4つの決定的な違いをご紹介!価格の違いには訳がある?メーカー担当者だから言える材質や使い勝手、デザイン、機能性の違い / アナタの暮しに合うキッチンは?
動画
プロがおすすめしたい住宅設備キッチン部門3年連続 総合1位を獲得した『ステディア』と、クリナップで高い人気を誇る『ラクエラ』。
この2大キッチンの違いは何でしょうか。
メーカー担当者と共に4つのポイントに合わせて徹底比較!ココでしか見られない、キッチンを検討中の方に絶対に見て欲しい必見の内容です!
目次
動画 内容説明
本日は、クリナップ練馬ショールームにお伺いし、クリナップマスコットキャラクターのクリ夫くんと、メーカー担当の櫻井さんと一緒にお話ができればと思います。
クリナップはキッチンというイメージ強いかと思いますが、ご検討いただく時に色んなランクがあります。細かく言うと、ハイエンドモデルの高級キッチン『セントロ』、中~高級層の『ステディア』、普及価格帯『ラクエラ』となります。
今回は『ステディア』と『ラクエラ』の違いについてご紹介いたします。
1つ目のテーマは「キャビネットの材質」です。
シンク下や食器戸棚など箱型収納であるキャビネット部分です。左側が一般的な木製のキャビネットで右側がステンレス製のキャビネットです。
『ステディア』のキャビネットはステンレス製なので湿気や熱、ニオイにも強いです。『ラクエラ』を含めて、一般的なキッチンは木製キャビネットが多い傾向にあります。木製の場合、キズなどがつくとそこから浸食が始まってしまうという懸念点もあります。一方、ステンレスの特徴としては元々が鉄なので、傷がついても侵食の原因にはなりません。
また、水汚れ等の染み込みがないので、サッと1拭きでお手入れができるのがステンレスの特長になります。木製の場合、湿気が溜まりやすく、カビが発生してしまうこともあります。
ステンレスの場合はお手入れも簡単なので、そういったところが1つ目の大きな違いかなと思います。
続いて、2つ目のポイントに行きたいと思います。2つ目のポイントは「引き出しの出幅」です。
『ステディア』も、『ラクエラ』も上から見た奥行きは同じです。しかし、引き出し引いてみると、『ラクエラ』は42.4cmの幅が取れるのに対して、『ステディア』は52.4cmで、この差は一目瞭然です。同じ奥行きでも内部構造の違いによって、収納量の違いが出てきます。
ちなみに、クリナップの最上級キッチン『セントロ』もステディアと同じく、52.4cmという収納サイズになっています。
わずか10cm程度の差になりますが、ペットボトル1本分ぐらいの収納量に違いが生じます。
続いて、3つ目のポイントは「シンクのタイプ」です。
展示品の『ラクエラ』シンクは間口に合わせて、大きいサイズのシンクを採用しています。
排水口に関しては、プラスチック製のフタ、浅型カゴ、臭気止めといった一般的な構成になっています。浅型カゴ(網)は一般的に樹脂製ですが、オプションでステンレス製を採用することも可能です。
続いて、『ステディア』の“流レールシンク”を見てみましょう。『ステディア』では、『ラクエラ』で選べない“流レールシンク”を選択できます。
一般的なシンクは奥の勾配に向かって、流れる仕様が多いですが、“流レールシンク”は水の勢いで野菜くずなどを、“流レール”という溝に集めながら、スッキリと流していく構造になっています。
シンクはステンレス製で、汚れ落ちのしやすい特殊コーティングを施されています。
例えば、マッキーの油性ペンでシンクに直接書いた場合に『ラクエラ』であれば、汚れが落ちづらい所もありますが、“流レールシンク”は、ちょっと濡らすだけであっという間にスルッと汚れが落ちます。
また、排水口の近くに蛇口のある構造となっています。洗い物をする時に、蛇口と反対側の空間は濡れにくい仕様になっていますので、ドライエリアとしても活用できます。そのため、調理中や清掃中に濡らしたいものと濡らしたくないものを分けて置くことも可能になります。
排水口を見てみると、フタと網カゴ、臭気止め全てがステンレス製のため、汚れにくく掃除しやすい構造です。
続いて、4つ目のポイントに行きます。4つ目のポイントは、「天板(ワークトップ)と扉柄」です。
まず、『ラクエラ』の天板(ワークトップ)と扉柄の一覧を見てみます。普及価格帯のキッチンの場合、他メーカーでもあまりデザインの種類は多くない傾向にありますが、『ラクエラ』は、カウンター4色から選べて、ステンレス1種、人工大理石3種です。
そして、扉柄は様々なお住まいのインテリアに合う、30色のラインナップがあります。
続いて、『ステディア』のワークトップと扉柄を見ていきたいと思います。
クリナップ=ステンレス!というイメージが強い方もいらっしゃるかもしませんが、ワークトップだけで5種類もあり、アクリストン・コーリアン・ステンレス・セラミック・美コートの5種です。
ステンレスだけで5色のラインナップがあり、エンボス加工だったり、マット仕上げなど細かな違いがあります。他メーカーでも採用が増えていますが、耐熱性や耐久性に強いセラミックは4色のラインナップがあります。
人工大大理石のアクリストンはデザイン性に優れ、丈夫で上質なワークトップです。ソリッド、パウダー、カリーザなど、印象の違うデザインが用意されています。そして、認知度の高いコーリアン社の天然石のような人工大理石も選択が可能です。
その中でも『ステディア』のワークトップはセラミックが非常に人気があり、300度までの耐火性を有していたり、硬く、傷つきにくい特長のある素材です。調味料や洗剤の染み込みにも強く、頑固な汚れもサッと拭き取ることができるのも利点の1つです。
そして、『ステディア』の扉柄は全49色から選択できます。取手も9タイプ用意がありますので、扉柄に合わせてコーディネートを楽しむことができます。
是非ともショールームで実際に見ていただき、お住まいの印象にフィットするか考えてご覧いただければと思います。『ステディア』もしくは『ラクエラ』のキッチンでご検討中の方にも何が違うのか、少しでもお役に立てれば幸いです。
本日は、クリナップのクリ夫君と一緒に、クリナップ練馬ショールームよりお届けしました。
最後になりますが、メーカー担当者さんに無茶振りで質問させていただきます!クリナップにおける中~高級層の『ステディア』、普及価格帯『ラクエラ』この2大キッチンをお菓子に例えるとそれぞれ何でしょうか。
「『ステディア』はハッピーターン、『ラクエラ』はサラダせんべいでしょうか。どちらも美味しいおせんべいですが、ハッピーターンはファミリー層にも人気のクセになる味が特徴だと思います。ステンレスの使いやすいはまさにクセになる機能性ですし、一方、『ラクエラ』はコスパの良いキッチンでサラダ煎餅はどちらかと言えば、コストが安く、美味しいので選ばせていただきました。」
ありがとうございます。やはり価格の違いなども出てきますよね。
今回お話しさせてもらったように、価格帯の違いはありますが、その理由や背景が必ずあります。
性能が良かったり、お手入れがしやすかったり、選べるデザインのバリエーションが豊富だったりなどいろんな利点がありますので、細かい所を是非ともショールームで見ていただき、実際に話を聞いていただいて、実機を見て触ってご検討いただければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!