リフォーム通信

2025/02/22

リフォーム商品紹介

【2025年度 永久保存版】LIXILキッチン比較!収納力やシンク、デザインに着目し、グレードの違いを徹底解説。メーカー担当者がオススメキッチンも紹介し、最適なキッチン選びの参考になること間違いなし!

動画

LIXILのキッチン製品における3つのグレード、高級グレード『リシェル』、中級グレード『ノクト』、普及グレード『シエラS』の違いに焦点を当て、メーカー担当者と共にその違いを比較しました。引き出しの収納力・選べるシンク・カラーバリエーションやデザインという3つの主要な観点から、各キッチンの違いを明確にしています。最後にメーカーの担当者がそれぞれのグレードをスポーツに例えることで抽象的に製品を分かりやすく捉えることもできる面白い内容となっています♪

LIXILのキッチン製品で迷われている方など、キッチンリフォームをお考えの方に必見の内容となっておりますので、是非ご覧ください。

目次

動画 内容説明

3つのグレード / LIXIL製キッチンの比較

3つのグレード / LIXIL製キッチンの比較

今回はLIXILショールーム東京から3つのキッチンについてお届けします。

高級キッチン・中級キッチン・普及キッチンの3種類グレードがあり、高級価格帯『リシェル』、中級価格帯『ノクト』、普及価格帯『シエラS』です。LIXILキッチンの中でどれが良いのか違いがよく分からないと思うので、3種類のキッチンの特長についてLIXIL志賀さんとご紹介できればと思います。

キッチン比較その1:「引き出しの収納力」について

キッチン比較その1:「引き出しの収納力」について

早速ですが、まず1つ目として「引き出しの収納力」について、3種のキッチンの違いを見ていきます。

普及価格帯『シエラS』 / 収納について

普及価格帯『シエラS』 / 収納について

『シエラS』の収納を開いてみると、“トレーボード仕様”と言って、上から見て、どこに何が入ってるのか分かります。

開き戸に比べて、奥の方にも収納が可能になっています。

中級価格帯『ノクト』 / 収納について

中級価格帯『ノクト』 / 収納について

続いて、『ノクト』を見てみます。

2段仕様になっており、中を見ていただくと、“アシストポケット・シェルフ付き”になっています。ポケットと連動して、引出しと一緒に出てくるシェルフなので、よく使う調理器具に加え、フライパンも収納可能になりました。

先ほどの普及価格帯『シエラS』に比べると、より収納力が上がっています。

中級価格帯『ノクト』 / タオルクリップについて

中級価格帯『ノクト』 / タオルクリップについて

タオルクリップもつけることも可能です。

昔は取手に引っかける方がいらっしゃいましたが、今はライン取手になっていますので、タオルクリップをつけて、好きな位置にタオルを置くことができます。

高級価格帯『リシェル』 / 収納について①

高級価格帯『リシェル』 / 収納について①

続いて、3つ目が『リシェル』の収納になります。

特徴としては収納が斜めに開きます。これが“ラクパッと収納・シェル付き”です。なぜ斜めに開くかというと、名前の由来でもあり、楽にパッと収納物が取り出せるという意味です。

試しに包丁を取り出してみましょう。斜めになることによってテコの原理を利用し、『シエラS』や『ノクト』は真っ直ぐ取り出すタイプの収納でしたが、それらに比べ、約1/3程度の軽い力で引き出すことができます。

重い鍋など収納物が増えると、その分重くなるのではないかという声もいただきますが、“ラクパッと収納”によって軽く引き出せ、取り出す際の負担も軽減しています。

高級価格帯『リシェル』 / 収納について②

高級価格帯『リシェル』 / 収納について②

こちらも2段仕様になっていますが、先ほどの『ノクト』との違いは真ん中の奥行きがちょっと斜めになることによって、奥行きは一緒なのですが取り出す際の広がり方が全然違います。

まっすぐ上ではなくて斜めにも取り出せますので、実際にボウルを取り出してみると違いが分かります。

『ノクト』と『リシェル』に関しては、シェルフのあり・なしも選べます。

そして、『リシェル』のキャビネットの底板はステンレス製とメラミン製の2種類から選択可能です。

例えば、ステンレス製は醤油や調味料、油を置いて汚れたとしてもキレイにサッとお掃除しやすいです。そのため、ステンレス製を選択される方も多いです。

3段引き出し収納について

3段引き出し収納について

また下部も収納になっている3段引き出しになっているので、500mlの缶ビールが収納できます。

普及価格帯の『シエラS』も3段引き出しは選べます。先ほどはトレーボード仕様を見ていただきましたが、“スライドストッカー仕様”にすれば、3段引き出しも選べるようなっています。

普及価格帯『シエラS』 / シンクについて

普及価格帯『シエラS』 / シンクについて

では、次のポイント「選べるシンク」の違いを見ていきましょう!

まず、『シエラS』 に関しては、人造大理石“キレイシンク”、ステンレス製“スキットシンク”から選べます。

中級価格帯『ノクト』 / シンクについて

中級価格帯『ノクト』 / シンクについて

続いて『ノクト』は、『シエラS』で選べる“キレイシンク”・“スキットシンク”に加え、“ひろびろキレイシンク”、“ひろびろクリーンシンク”、“ひろびろWサポートシンク”、“Wサポートシンク”より選べます。

高級価格帯『リシェル』 / シンクについて

高級価格帯『リシェル』 / シンクについて

そして、『リシェル』は、“ハイブリッドクォーツシンク”という、少しクォーツを混ぜた人造大理石より硬い素材のシンクが特徴です。

この、“ハイブリッドクォーツシンク”は、カラーのバリエーションも豊富なので、天板の色にお好きなシンクのカラーを合わせることが可能です。

『シエラS』は2つのシンクから、『ノクト』は6つのシンクから、『リシェル』は7つのシンクから選べます。

キッチン比較その2:選べるカラーの違い

キッチン比較その2:選べるカラーの違い

最後に3つ目のポイントは「選べるカラーの違い」です。

具体的には天板と扉のカラーを指します。それでは、まず天板カラーの違いから比較していきたいと思います。

普及価格帯『シエラS』 / 天板カラー

普及価格帯『シエラS』 / 天板カラー

『シエラS』は、人造大理石の“ベーシックホワイト”・“ソルティホワイト”・“シルフィーベージュ”・“シルフィーグレー”、ステンレス製の“シルクエンボス”・“スムースドットエンボス”が『シエラS』で選べる天板のカラーバリエーションです。

人造大理石トップは薄框で12mm仕様です。

普及価格帯『シエラS』は合計6種から天板を選べます。

中級価格帯『ノクト』 / 天板カラー

中級価格帯『ノクト』 / 天板カラー

続いて『ノクト』が選べるカラーは、『シエラS』とほとんど同じですが、さらに2つのカラーバリエーションが追加されており、合計8色からお選びいただけます。

追加の2色は“ブラックストーン”“ブラウンストーン”の2色になっています。

濃色かつ薄框で『シエラS』の人造大理石トップより2mm薄く、10mmの天板の厚みになっています。よりスタイリッシュな印象の薄いタイプです。

高級価格帯『リシェル』 / 天板カラー①

高級価格帯『リシェル』 / 天板カラー①

最後に『リシェル』は人造大理石製の“グロウホワイト”・“ソルティホワイト”・“シルフィーベージュ”・“シルフィーグレー”、さらに“アンタークティカ”・“ペパーアイボリー”、そしてステンレス製の“ソフトスクラッチ”があります。

セラミックの天板は全部で6色あり、“バサルトブラック”・“グレーズグレー”・“ラパートカーボン”・“ラパートトープ”・“ラパートシルク”・“カラカッタホワイト”

高級価格帯『リシェル』は合計13色からお選びいただけます

高級価格帯『リシェル』 / 天板カラー②

高級価格帯『リシェル』 / 天板カラー②

『リシェル』は焼き物でできているセラミック製の天板が追加されたのが特徴です。他社でもセラミック製の天板のラインナップを展開されていますが、LIXILのセラミック製カウンターは特徴的です。

一昔前はザラザラした質感が多かったのですが、マットな仕上がりやツルツルした仕上がりも増えてきました。

鏡面仕上げで光の乱射をしたラパート色が非常にご好評いただいております。

また2024年7月から“カラカッタホワイト”という少し、石のような柄が入ったカウンターを新しく出しており、こちらも大変評になっております。

厚みは薄框で非常にスタイリッシュです。もちろん厚い天板も用意しておりますので、好みやお住まいの雰囲気に合わせてご選択いただければと思います。

キッチン比較その3:扉デザイン・カラー

キッチン比較その3:扉デザイン・カラー

続いて、「扉デザイン・カラー」についてご紹介させていただきます。

普及価格帯『シエラS』 / 扉カラー

普及価格帯『シエラS』 / 扉カラー

普及価格帯『シエラS』は、全28色からお選びいただけます。

特にスタッコシリーズの“ブラックスタッコ”・“グレージュスタッコ”・“ホワイトスタッコ”の人気があります。モルタルというか、漆食いのような印象のデザインです。

中級価格帯『ノクト』 / 扉カラー

中級価格帯『ノクト』 / 扉カラー

中級価格帯『ノクト』は、全部で40色からお選びいただけます。

『シエラS』で人気のスタッコシリーズも『ノクト』でも選べますが、逆に『ノクト』ならではの人気カラーは、グループ3のスリムフレームシリーズ“オリーブグレー”・“カフェブラウン”・“ミルクホワイト”です。

高級価格帯『リシェル』 / 扉カラー

高級価格帯『リシェル』 / 扉カラー

3つ目の高級価格帯『リシェル』は、グループ 1 からグループ 5 で全41 色からお選びいただけます。

『リシェル』一番人気なのがグループ5 の“ラスターブラック”です。

ラスターメタルシリーズで金属調の表情と相反するしっとりとした手触りの良さも魅力となっています。

グループ 1 からグループ 5 の中で、グループ 5は一番高級なグレードになります。時間をかけて作ったカラーで製造する際も他の扉カラーに比べるとお時間をいただく商品になっています。

LIXIL志賀さんの好きな扉カラーは?

LIXIL志賀さんの好きな扉カラーは?

ちなみに、志賀さんが好きな扉カラーはどれでしょうか。

志賀さん:「私が好きな色は『リシェル』の“ラスターブラック”ですね。」

実物で、“ラスターブラック”を見てみると、存在感がすごくあり、シックな仕上がりになっています。

まとめ

まとめ

LIXILキッチンの違いをお話をさせていただきました。1つ目が、キャビネットの収納力の違いです。『シエラS』や『ノクト』に比べ、1/3程度の力で開けられる『リシェル』の“ラクパッと収納”は特徴的でした。

2つ目シンクの種類について、そして3つ目がカウンターと扉カラーについてご紹介いたしました。

端的にお話しましたが、実際にはショールームで実物を見ていただき、高級価格帯・中級価格帯・普及価格帯、それぞれのキッチンの良さを細かくみていただければと思います。

LIXIL志賀セレクション:『シエラS』の組み合わせ

LIXIL志賀セレクション:『シエラS』の組み合わせ

では、LIXIL志賀さんが各グレードオススメのカラーをご紹介いただこうと思います!

まず普及価格帯『シエラS』ではいかがでしょうか。

志賀さん:「私がオススメする扉カラーは“グレージュスタッコ” で、天板は“シルフィグレー”という同系色です。ショールームの展示ではホワイトですが、“シルフィグレー”というグレーが『シエラS』の志賀セレクションです。」

LIXIL志賀セレクション:『ノクト』の組み合わせ

LIXIL志賀セレクション:『ノクト』の組み合わせ

続いて、普及価格帯『ノクト』ではいかがでしょうか。

志賀さん:「『ノクト』の天板は“ブラックストーン”、扉カラーは“オリーブグレー”の組み合わせです。」

『ノクト』の框形状について

『ノクト』の框形状について

“オリーブグレイ”は薄框で厚さ10mmの人造大理石が特徴です。

通常、框形状はローラーで削って作りますが、削るだけだとコーナー部分が難しいので、角度を3回ぐらい変えて削り、框形状の美しさを出しています。

LIXIL志賀セレクション:『リシェル』の組み合わせ

LIXIL志賀セレクション:『リシェル』の組み合わせ

続いて、高級価格帯『リシェル』はいかがでしょうか。

志賀さん:「リシェルの組み合わせは、扉面が“ラスターブラック”・天板が“ラパートカーボン”です。」

“ラパートカーボン”はセラミック製です。焼き物でできており、照明の当たり具合でキラキラと輝いて見えます。

『リシェル』ラスターメタルシリーズについて

『リシェル』ラスターメタルシリーズについて

ちなみに“ラスターメタルシリーズ”は、金属調の塗装仕上げで、まだら模様など様々な表情が楽しめる扉面材です。

LIXIL 3種のキッチンについて

LIXIL 3種のキッチンについて

ご覧いただいた3種のキッチンは、高級価格帯『リシェル』、 中級価格帯『ノクト』、普及価格帯『シエラS』です。

今回はこれらの3つのキッチンに焦点を当てて、ご説明をさせていただきました。

LIXIL志賀さんに聞く!各キッチンをスポーツに例えると?

LIXIL志賀さんに聞く!各キッチンをスポーツに例えると?

最後に、いつもメーカー担当者の方に、特にLIXIL志賀さんには色々な無茶振りの質問をさせていただいております。今回ご紹介した3つのキッチンに関して、スポーツに例えると何でしょうか。

★普及価格帯『シエラS』をスポーツに例えると…

志賀さん:「『シエラS』を例えると“野球とサッカー”です。」

なるほど。その心は何でしょうか。

志賀さん:「“野球とサッカー”はテレビで観たり、小さい頃は体育でやったりと親しみあるスポーツだと思います。世界中にファンもいますし、競技人口も多いです。そのため、是非『シエラS』から入っていただければという想いで“野球とサッカー”と例えさせていただきました。」

★中級価格帯『ノクト』をスポーツに例えると…

志賀さん:「ん~“卓球”ですね。」

それは何故でしょうか。

志賀さん:「『ノクト』はテーブルと組み合わせるプランがたくさんあります。一般的なカウンターに比べて高さが低く、標準的なダイニングテーブルと同じ高さのキッチンテーブルが選べるのが大きな特長です。卓球もテーブル(卓球台)の上で行うスポーツで、『ノクト』のキッチンテーブルは料理を楽しんだり、在宅ワークなどにも役立ちます。同じテーブルの上で楽しむという点で“ゴルフ”と例えさせていただきました。」

★高級価格帯『リシェル』をスポーツに例えると…

志賀さん:「『リシェル』は“ゴルフ”だと思います』

それは何故でしょうか。

志賀さん:「私のイメージとなりますが、ゴルフはコストのかかるスポーツかなと思います。ゴルフ道具もこだわれば費用が嵩みますし、様々なコースがあります。『リシェル』も同様に、いろんな道具(プランやオプション)から選択し、お料理でラウンドをするというようなイメージあります。つまり、『リシェル』を選んでいただき、良いキッチン、良い水栓など、より良いを物を使って楽しんでもらうという点で“ゴルフ”と例えさせていただきました。」

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

すごいですよね。毎回アドリブでお願いしていますが、スムーズに分かりやすく例えられるのは、さすがLIXILの志賀さんかなと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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