キッチンリフォームを考える時に、「各メーカーの商品が一度に見れたら良いのに…」と思ったことはないでしょうか。そのお悩み、この動画で解決いたします。TOTO、クリナップ、タカラスタンダード、LIXIL、パナソニックにおける上位グレードキッチンを横断的にご紹介！各メーカー担当者がポイントを3つに絞ってお伝えするので、非常に分かりやすい内容となっています。

↓高級キッチン編については下記から御覧ください↓（本動画です）

↓中級キッチン編については下記から御覧ください↓

↓普及キッチン編については下記から御覧ください↓

↓2023年住宅設備機器シリーズ一覧については下記から御覧ください↓

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• 0:00 動画の概要
• 0:53 【TOTO】ザ・クラッソ
• 5:06 【クリナップ】セントロ
• 10:36 【タカラスタンダード】レミュー
• 15:49 【リクシル】リシェル
• 20:16 【パナソニック】L-CLASS
• 24:04 動画のまとめ
• 24:41 山口建設のご紹介

今回は住宅設備機器「キッチン」における、各メーカーが誇る高級グレードの商品を各メーカーの目線で3つのポイントに絞ってご紹介します。

国内主要メーカーのTOTO・クリナップ・タカラスタンダード・リクシル・パナソニックの各ショールームにお伺いし、それぞれのメーカー担当者が珠玉の高級キッチンのポイントをご説明します。

まずはTOTO練馬ショールームから、TOTO渡邉さんと一緒に、高級グレードのキッチン『ザ・クラッソ』の魅力について、3つのポイントに絞って紹介いたします。

1つ目のポイントは「デザイン性」です。ノイズレスデザインといったデザインを採用しており、無駄な凹凸だったり、曲線をなくすことによって。非常にシンプルなデザインになっています。

高級感や使いやすさを追求しながら、空間にしっかり馴染むといったキッチンを目指しています。

2つ目のポイントは「クリスタルカウンター」というTOTOオンリーワンのカウンターです。エポキシ樹脂という特殊な樹脂を使い、透明感があってデザイン性の高いカウンターです。

カウンターが透明で中に模様が入っているのは、他のメーカーではあまり見られないデザインかと思います。また熱いものを置いたり、傷ついた時も削ると元の綺麗な状態に戻ったりなど、非常に耐久性も高いカウンターになっております。

一般的に熱いものを直接置くと焦げてしまいがちですが、クリスタルカウンターは基本的に問題ありません。

3つ目のポイントは「タッチレス水栓」です。

2つ水栓が並んでいますが、まず大きい方の水栓（タッチレス水ほうき水栓LF）はタッチレスで右側にセンサーがあり、誤作動が起きづらいような水栓となっています。

例えば先端部など手前にセンサーがあると、わずかな動きに反応し、出したくないタイミング吐止水してしまう場合もあるかと思います。しかし、右側にセンサーがあることで誤作動が置きづらくなっています。また、タッチレスで浄水器の水も出すことができます。

2つ目の小さい方の水栓ですが、きれい除菌水生成器と言って、こちらも右側にセンサーが付いていますが、手をかざすときれい除菌水（水を電気分解して、除菌性能を持たせた水）が出てきます。TOTOオンリーワンの技術で、こちらの除菌水をまな板などに噴霧すると、きれいを保ちながら使うことのできる便利な水となります。

高級グレードのキッチン『ザ・クラッソ』の特色を3つ挙げさせていただきました。1つ目がデザイン性、2つ目がクリスタルカウンター、3つ目がタッチレス水栓です。

続きまして、クリナップ練馬ショールームのメーカー担当櫻井さんと一緒に、高級グレードのキッチン『セントロ』についてご紹介いたします。

多くの利点がある中で、特に魅力的なポイントを3つに絞ってお届けします。

1つ目のポイントは、取っ手の無いタイプのキッチンです。ちょっと押すと電動のサポートが働き、自動的に開けることができます。大きな引き出しもワンタッチで開きます。

食洗機も優れていて、食洗機の場合、扉を2回ノックすると開くシステムになっています。『セントロ』は取っ手がないことにより、非常に見た目がすっきりとした今流行りのキューブデザインを目指した商品です。

2つ目のポイントは、スクエアシンクになっていることです。従来、角が曲がっているシンクが主流にはなっていましたが、今回はなるべく角をそぎ落として、角度的に言うとR15度というシンクが標準となっています。

少し丸みを帯びた形のシンクが多いですが、スクエアという角ばった感じが見て取れます。シャープなデザインが特長です。

3つ目のポイントは、扉の色や、カウンターの色のバリエーションが豊富な所です。材質はセラミックで非常に硬い素材のカウンターとなっています。一昔前にセラミックが流行って色々なメーカーが出し始めましたが、当時は土を焼いたものなので本当にゴツゴツした感じが非常に多かったです。

今回のセラミックは柄もついていて、すべすべした感触の鏡面仕上げとなります。木目調な感じのデザインもあり、ちょっと凹凸が付いてる感じですが、素材はセラミックなので、熱にも傷にも強いです。

またカウンター材としては、セラミック以外にもう一つ新しいカウンターが出ます。それがフォルテックスという新しい人工大理石になります。一般の人工大理石よりも硬く、染み込みづらくなった、より上質な人工大理石です。カウンター材にはブラックステンレスもあります。今流行りのバイブレーション仕上げのワークトップです。

このキッチンは2023年6月から『セントロ』がバージョンアップした内容となります。ショールームでは既に実機が見られるかと思いますので、是非ともショールームに行って実際に見ていただければと思います。また扉などの面材もカウンターと合うデザインとなり、形もキューブデザインということで直線と平面を主体としたシンプルで洗練されたデザインが魅力となっています。

改めて3つのポイントをまとめると、取っ手のないデザインで自動で開く、こだわりの四角い形のスクエアデザイン、カウンター材はセラミックでデザイン性が豊富ということです。また、人工大理石についても非常に性能が高いものが出てきました。

次にタカラスタンダード新宿ショールームお伺いしまして、メーカー担当の唐澤さんと一緒にお話ができればと思います。

早速ですが高級キッチン『レミュー』の3つのポイントをお伝えしたいと思います。

まず1つ目のポイントは、ホーロー製のキッチンであることです。『レミュー』というキッチンは、扉面材やキャビネット、引き出しも含めて全てがホーローという素材でできております。

もちろんキッチンパネルもレンジフードの中もホーローでできておりますので、非常にお手入れがしやすいです。

一昔前は野暮ったい感じも多少見受けられましたが、ホーローのデザイン技術も進化し、例えば、焼き物調やコンクリートといったマット調のデザインもあれば、マルキーナブラックやドラマチックホワイトといった大理石調のような光沢のあるデザインもあります。

2つ目のポイントは、クォーツストーンというカウンターを選んでいただくことができます。クォーツストーンはクォーツ天然水晶のカウンターで、キラキラして、華やかなデザインです。天然水晶を採用しておりますので、人工物感の少ない見た目になっています。

クォーツストーンはちょっと光を抑えたような形のサラサラした質感のもので、非常に硬くて、傷もつきにくい素材です。水も染み込まないので、雑菌なども繁殖しにくく、お手入れも簡単です。

3つ目のポイント「収納」です。

“ゼロキッチン”というコンセプトがあり、キッチンの中に無駄なスペースゼロといった形で、多くの収納ができるようになっています。

たくさん収納できれば、無駄な動線がゼロとなり、家事ストレスもゼロになるといった形で“ゼロキッチン”というコンセプトをつけています。

下段にもきちんと収納があり、中までホーローなので、マグネットで仕切ることでたくさん収納可能です。ストック類も大量に収納が可能で内引き出しでさらに収納力をアップさせています。

また、シンクの下に食洗機が入るので、キッチン中央の収納をたくさん作ることができます。

以上がタカラスタンダードの高級キッチンのレミューの特長となります。

1つ目がホーローとデザイン性、2つ目はクォーツストーンと呼ばれる水晶が入ったカウンター材、3つ目が大容量の収納となります。

今回LIXILの新宿ショールームにお伺いしておりまして、メーカー担当の志賀さんと一緒に高級キッチン『リシェル』についてご紹介したいと思います。

最高級キッチンなので様々なポイントはたくさんありますが、あえて3つにポイントを絞ってお話します。

リシェルの1つ目の特徴がセラミックトップ（天板）です。

土を固めて焼いており、約1250度の温度で焼き上げています。焼き物ならではの良さを出した天板です。

熱や傷、汚れに強い特徴を持っていますので、カウンターの上で包丁などを使用しても傷つきません。カウンター材の色は、全部で5色用意しております。

2つ目の特徴は「らくパッと収納」です。

テコの原理を利用して、指一本で軽い力で楽に開けられます。これは腰への負担を考慮して開発された背景があります。

通常、収納から物を取り出す時に、真上に取り上げますが、らくパッと収納は斜めに取り出せます。扉が邪魔にならないので、引出しを大きく開けなくても道具が取り出せるため、非常に便利です。

3つ目の特徴は、豊富な収納アレンジ「カップボード」です。背面収納のカップボードが豊富なアレンジが可能で、例えば家電をきれいに隠して収納することができます。

人気の2ウェイクローゼットは横に開くと、収納力が高く、大型扉の中段エリアに昇降式の窓が設けられており、扉全体を開け閉めしなくても、必要な物をサッと出し入れできる、アクセスウィンドウがあり、まさに2ウェイクローゼットとなっています。

非常に多彩で幅広い収納のアレンジができるのが特徴です。面材もリシェルのカラーと合わせることができます。

LIXILが誇る最高級キッチン『リシェル』の特徴をまとめると、1つ目がセラミックのトップ、カウンター材です。2つ目が体に負担をかけずにパッと開けられる「らくパっと収納」、3つ目が美しいインテリア空間が作れる背面収納のカップボードです。

続いて、パナソニックの高田さんとお話ができればと思います。

パナソニックが誇る『Lクラス』には非常に多くの特長がありますが、あえて同じく3つのポイントに絞って、ご紹介いたします。

まず『Lクラス』の1つ目のポイントは、Lクラスクラブというオーナー様限定のサービスを提供していることです。

機器に関して、10年間の延長保証を提供しておりまして、通常は1年だったり、2年だったりするところで、10年という延長保証の期間を設けております。

そのため、機器の故障などにおけるメンテナンスサービスを対応しております。

※Lクラスクラブは任意の加入となりますが、入ることを推奨しています。

そして2つ目のポイントには、フリープランが挙げられます。

通常、キッチンの高さや幅には制限がありますが、『Lクラス』に関しては1ミリ単位で特注することが可能なので、リフォーム現場などで細かなサイズ変更が必要な場合にも対応できます。

Lクラスにしか選べない黒色のシンク、クロムメッキされた水栓など、ブラックを基調としてコーディネートすることも可能です。

3つ目は、扉柄が約90柄、カウンターが約40柄という中から選べることです。フリープランで細かなサイズ設定ができ、デザインにおいては、豊富な扉やカウンターから選べるので、オリジナルの意匠性高いキッチンが仕上がります。

まとめると、1つ目は、通常1～2年保証のメーカーが多い中、Lクラスクラブに申し込むだけで無償でコンシェルジュが付き、オーナー様が直接パナソニックのLクラス限定の担当者と使い勝手の相談ができます。

2つ目のポイントがフリープランとして、形状の細かさなどを細かく指定できることです。

3つ目のポイントは扉の面材、カウンター材の種類が非常に豊富で、扉が90柄、カウンターが40柄もあり、理論的には3600通りのパターンが選べることになります。

以上がパナソニックが誇る最上級のキッチン「Lクラス」というキッチンのご紹介でした。

5社のメーカーのそれぞれが誇る高級キッチンをご説明させていただきました。

あえて3つのポイントに絞ったので、どのようなメリットがあるのか少しはわかりやすかったかなとは思います。高級キッチンを用いたリフォームを考えている方が少しでもプラスになることがあれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました！