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2021/04/13

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リフォームの専門家によるユニットバスについて知っておくべきこと。種類・選び方・性能・使い勝手・機能・費用等、リフォーム前には必須の数々。

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リフォームの専門家によるユニットバスについて知っておくべきこと。種類・選び方・性能・使い勝手・機能・費用等、リフォーム前には必須の数々。(31分34秒)

ユニットバスのリフォームをお考えの際に、まずは知っておくべきことを重点的にまとめました。

そもそもユニットバスとは何なのか、さぁ調べようと思ってもメーカーのカタログやホームページでどうやって調べたら良いのか、少し決めづらい所があるのも否めません。

どうやってユニットバスを決めていけば良いのか、サイズの考え方、性能への考慮、使い勝手、費用の目安、使い勝手などを、TOTOショールームにお邪魔して実機を用いてご紹介しています。

ユニットバスのリフォームをお考えの方は是非御覧ください。

動画目次

動画内容 解説

動画の概要

動画の概要

浴室のリフォームに関係し、浴室の種類でユニットバスというものがあります。

そもそもユニットバスというものは一体どういうものなのか?

浴室のリフォームを考える際に、ユニットバスとして知っておくべきことをご紹介します。

 

ユニットバスと在来浴室

ユニットバスと在来浴室

浴室の種類を大別すると、ユニットバスと、在来浴室に分けることが出来ます。

そもそも、ユニットバスとは何なのかというと、規格化されており、天井、壁、床、浴槽などが一つのメーカーで製造・構成されるものを言い、メーカーで定められた部品や材料などから選択し、浴室自体が真上から見た場合に、四角形となります。

対して、在来浴室は床にタイルを一枚ずつ貼って施工したり、鏡の形を好きな形に変えたり、蛇口を好きな種類を用いたり、ユニットバスでは取り揃えがない浴槽の形・材質を用いたりと、オーダーメードで作り上げるのが在来浴室となります。

在来浴室の場合は、真上から見た場合に、四角形ではなくても、L字型などにすることも可能です。

現在のお住いでは、ほとんどの場合がユニットバスを採用されています。

デザイン性や利便性が高かったり、断熱性・防水性が見込めたり、工事がスムーズに進めることが出来る、費用が在来浴室と比較して安価に抑えられる場合が多いなどが挙げられるため、在来浴室よりもユニットバスが採用されています。

ユニットバスの唯一の難点としては四角形の形になるような浴室スペースでないと採用が出来ないという点があります。

梁のように、水平方向の出っ張りに対しては対応が可能な場合もありますが、柱のように、垂直方向の出っ張りに対してはタカラスタンダードなどの一部のメーカーを除き対応ができません。

設置する形の懸念がなければ、ユニットバスをお勧めします。

戸建てタイプとマンションタイプの違い

戸建てタイプとマンションタイプの違い

ユニットバスは大きく分けて、戸建用とマンション用とで分かれます。

ユニットバスの高さが大きな違いとなり、高さの違いは見て取れると思います。

マンションは、決められた高さの中に、できるだけ部屋を設ける必要があるため、戸建用よりも、マンション用の方が低く作られています。

また、防水の仕様や、施工性が、マンションとして階下への影響を考慮したり、比較的狭いスペースで工事を実施する必要があるため、小回りが聞く部材構成になっていたりします。

ただし、高さが低いといっても、マンション自体の居室高さに最適な高さとして算出されているので、なんでこんなに高さがないんだ!とはならないのでご安心ください。

ユニットバスにおけるサイズの考え方・測り方

ユニットバスにおけるサイズの考え方・測り方

ユニットバスのサイズ規格については、戸建用でも、マンション用でも、どのメーカーでも同一の指針で規格化されています。

サイズの表記は、二桁の数字が2つで構成されています。

それぞれの数字は、浴室内の壁から壁までのサイズを指しています。

1616サイズとなれば、それぞれの壁から壁までの距離が、1.6m、1.6mとなります。

リフォームをお考えの際は、現在のユニットバスの壁から壁までの距離を測ることでサイズを確認でき、同じサイズであればリフォームをすることができます。

ユニットバスにおけるタイプの違い

ユニットバスにおけるタイプの違い

サイズが決まった後には、それに応じてタイプを選定することとなります。

メーカーごと、サイズによってタイプがある、ないなどもありますので、まずはサイズを確定させて、そのサイズに合わせたタイプを選定していくこととなります。

タイプの大きな違いとしては、水道の蛇口(カラン)や、カウンターの有無などがまずは大きな目安になります。

目に見えない機能の重要性(断熱性・保温性)

目に見えない機能の重要性(断熱性・保温性)

サイズや、タイプなどの選定が進んであとは、機能について検討する必要があります。

タイプに応じて、この機能がつけられる、つけられないなどもありますが、高価なタイプの方が様々な機能がつけられ、お手頃なタイプはシンプルな構成となっていることが多いです。

見える機能として、天井からのオーバーヘッドシャワー、浴槽内にジャグジー、間接照明など様々な機能があります。

また見落としたくないのが、目に見えない性能として、保温性能や、断熱については必ずご確認ください。

メーカーによっては、断熱機能が標準で実装されているメーカーもあれば、オプションとして付ける必要があるメーカーもあります。

ユニットバスの壁(鋼板)の後ろ側に断熱材をつけることができるか、それとも石膏ボードのようなボードがついているだけのものもあります。

温熱環境の重要性・浴室内における窓リフォームの重要性

温熱環境の重要性・浴室内における窓リフォームの重要性

ヒートショックのように、お住いの中で寒暖の差があると、体に負担がかかってしまう事故もあります。

リビングは温かいのに、浴室内に入った時は寒いなどの状況はできるだけ回避しましょう。

リビングや、洗面所、浴室、と、お住いの移動の際にはできるだけ寒暖の差がないように整えることが重要です。

浴室に窓がある場合は対応が非常に重要です。

お住まいの中だと、窓が一番、夏は熱が入ってきて、冬は熱が逃げてしまう箇所となるため、窓の対応をするかしないかで、温暖環境は非常に変わってきます。

一昔前の浴室内にある窓だと、アルミ枠、ガラスが単板など、非常に熱伝導率が良い(すぐ熱くなり、すぐ寒くなる)場合がありますのでその場合は、リフォームをする際に、浴室内の窓も一緒にリフォームをお考えください。

浴室内の窓をリフォームをしない場合の特徴

浴室内の窓をリフォームをしない場合の特徴

在来浴室を、窓リフォームをせずにユニットバスへリフォームをした場合には、このように窓の開閉に少し難がある形となります。

在来浴室をユニットバスへリフォームする場合は、部材の都合などもあり、少しだけ狭くなります。

しかしながら、在来浴室のサイズギリギリまで窓を大きくしていると、窓サイズがユニットバスの浴室サイズに収まらないこととなります。

ご覧のように、窓を開閉するときに、壁面からさらに手を奥まで持っていかないと開閉ができません。

また一昔前の浴室における窓は、すぐ熱く、すぐ寒くなるアルミ製の窓枠を使っていたり、ガラス自体も断熱性が優れていない単板ガラスなどを利用していることも多いです。

いくらユニットバスへリフォームをして、ユニットバス自体が断熱性が高くても、古い窓があったり、また窓サイズが大きいほど、その影響も受けることとなってしまいます。

浴室内の窓をリフォームをした場合の特徴

浴室内の窓をリフォームをした場合の特徴

在来浴室からユニットバスへのリフォームの際に、窓をリフォームした場合はご覧のような窓となります。

手を奥まで進めないと窓が開閉できなかったのが、リフォームをすることで開け閉めがスムーズに実施が可能です。

また、今まで窓工事というと、外壁との兼ね合いや、規模が凄い大きくなってしまう傾向が高かったのですが、カバー工法という外壁との兼ね合いを低く、短時間で工事が可能となっています。

窓のリフォームを実施しても、非常に高くはならず、いってもユニットバス全体の工事費1割に満たない増額で収まると思われます。

工期や価格への大きな変動はないかと思われますので、是非とも温暖環境の構築のために、ユニットバスリフォームの際は窓も一緒にリフォームをご検討ください。

浴室サイズを拡張する際に注意点

浴室サイズを拡張する際に注意点

サイズについては、現在のユニットバスと同じサイズは設置が可能とお伝えしました。

ただし、大きくするなら大きくしたいというのはあると思います。

それでは、どこまで大きく出来るかというと、際限なく大きく出来るわけではありません。

お住まいの状況に応じて、梁や柱などの確認を経て、ユニットバスのサイズ拡張可否を確認することとなります。

実際には、リフォーム会社さんに現場調査に来ていただき、ユニットバスの天井についている点検口から除いて、周囲の梁や柱などを確認することとなります。

多くしようとした結果、ご覧のように梁が見つかり、天井と壁の取り合い箇所を、梁を避けるために梁加工などをして、浴室内に凸となる場合もあるのはご注意ください。

また、浴室内1方向の梁加工などで対応は可能ですが、2方向での梁加工は不可な場合がほとんどですのでご注意ください。

浴室入り口(ドア)のタイプ・形状、ドア形状と、万が一の開閉について

浴室入り口(ドア)のタイプ・形状、ドア形状と、万が一の開閉について

タイプによって、なにがつけられるか、つけられないか変わっています。

浴室の出入り口についても、種別がありますのでご紹介します。

一般的には折れ戸が設けられており、可動範囲が狭い中で開け締めが出来るようになっています。

一枚引き戸の場合は、折れ戸と比較して大きく開口が可能ですが、洗面所側にその引き戸が動くスペースが必要となります。

居室と同様に、片開き戸とすることも可能です。

それぞれの戸の形状に合わせて、映画にあるような透明なガラスにすることが可能な場合もあります。

細かい場合ですが、片開き戸の場合は、浴室内で人が倒れている場合は、戸を開けることが出来ません。

折れ戸はその影響が少なくなり、引き戸の場合は中の状況問わず開け閉めが可能となっております。

皆様の生活の状況に合わせてプランニングをしていただくのが良いかと思います。

換気扇の付加機能(乾燥、暖房、送風)

換気扇の付加機能(乾燥、暖房、送風)

換気扇には、様々な付加価値が考えられます。

最低限だと、空気を吸って排気をする換気扇のみとなりますが、乾燥機能を備えた換気扇を利用頂く方が多いです。

換気だけではなく、乾燥、暖房、送風などが可能となります。

雨の日で外に干せないときに、乾燥機などを用いると便利かと思います。

また、温暖環境のために入浴前に暖房機能をつけるなんていうのも有効です。

乾燥機の電気式と、ガス式の違いと、注意点

乾燥機の電気式と、ガス式の違いと、注意点

乾燥機能付きの換気扇は、ガス式と電気式で大別されます。

電気式は初期費用がお手頃だったり、工事の手間も軽減が考えられます。

ガス式は、ガスで温まっているわけではなく、給湯器のような熱源器を設置し、ガスで暖められた熱湯を循環させて乾燥させるための温風を出したりしています。

熱源機能付きの給湯器を設けたり、熱源機専用の給湯器のような装置を設置することとなりますが、電気式に比べてパワフルという場合が多いです。

ただし、ガス式の乾燥機などを利用すると、ガス料金が専用プランがあり割安に利用が可能な場合もありますので、皆様のご利用状況に合わせてご検討いただければと思います。

浴室(ユニットバス)リフォームの費用イメージ

浴室(ユニットバス)リフォームの費用イメージ

ユニットバスのリフォームを実施する場合はサイズや、タイプ、その機能として非常に大きく変わってきます。

同じサイズでも定価で100万~200万と非常に大きな違いが出てきてしまいます。

カタログ等で、サイズやタイプから、その定価というのを確認することが可能です。

リフォームをする際の費用目安としては、そのカタログに記載されている定価相当となるとお考えください。

我々リフォーム会社が、既存にあるユニットバスを解体してから、水道や、電機などの工事を実施し、ユニットバスを取り付けて仕上げるまでの全ての工事を含んだ場合の目安となります。

実際には、どのようなオプションをどこまでつけるかで価格の差異が出る場合もありますが、概ねの目安の価格としてはお考えいただけるかと思います。

今回は、ユニットバスのリフォームについてお送りしました。

リフォームのお考えの皆様の少しでも参考になれば幸いです。

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