リフォーム通信
2021/07/26
リフォームお役立ち情報【ユニットバス編(戸建)】リフォーム営業マンに一つだけ聞くなら何を聞くべきか?ユニットバスを含むリフォームを進める場合に、そのリフォーム営業マンがどこまでわかっているかのポイントをご紹介します。
動画
戸建でユニットバスのリフォームを実施する場合。
果たして、そのリフォームの営業マンがどこまで戸建のユニットバスのリフォームを理解できているのか、どこまで安心してリフォームをお願いすることが出来るのか?
リフォーム会社目線で、聞くべきポイントを1つにしぼって解説してみます。
戸建でユニットバスを含むリフォームをお考えの方は必見です。
本編以外にも同様のシリーズの動画や、動画内で触れている健康と気温の関係については下記のボタンからご確認ください。
動画目次
動画内容説明
戸建でユニットバスのリフォームをお考えの方に対して、私の目線で必要最低限、これを知っていれば、戸建のユニットバスリフォームをわかっているかなというポイントをご説明をさせていただきます。
それでは、何を聞くべきか?
戸建の殆どの場合は、ユニットバスに窓がついています。
その際に、必ず聞くべきポイントは「窓のリフォームは必要ですか?」ということとなります。
同じシリーズである動画では、トイレや、キッチン、などでは施工や工事の品質でのお話をしました。
ただし、今回は、今後の皆様のお住まいがより快適になるポイントを把握しているかどうかということになります。
他の動画でも触れていますが、窓というのは、夏は一番熱が入ってきて、冬は一番熱が逃げていく箇所となります。
冬は50%もの熱が逃げていき、夏は74%もの熱が入ってきています。
熱というものは、窓を対処すると、お住まい全体でより住みやすくなるというのが住まいの性能となっています。
一昔前の住宅というのは、健康などについてそこまで配慮できていなかったのかなと思います。
以前、「寒さと健康 室温18度」からの一部抜粋となりますがご説明させて下さい。
イギリスではセントラルヒーリングとして、一つの熱源で住まい全体を温めているので、日本と少し異なる側面もあるのですが、冬季の室温を18度以上にすべきとしています。
なぜ、18度以上とすることが必要としているかというと、寒ければ寒いほど、健康リスクが高いとしています。
ご覧のように、寒くなれば、様々な健康リスクが発生するとしています。
一昔前の古いお住まいだと、笑い話かもしれませんが、寝起きに息を吐いたら、室温が寒くて息が白くなったなんていう笑い話もあるかと思いますが、住まいが寒いというのは日本では往々にしてあるかもしれません。
寒ければ寒いほど好ましくない形となっています。
日本でも、現状が問題ないとは思っておらず、国交省や、厚生労働省などが協力して、日本サステナブル建築協会が住宅と健康の関係についてまとめています。
よく言われているのが、居間や脱衣所の温度についてです。
肌寒いと、やはり暖を取るために、少し集めの温度で入浴しようとなり、熱め入力として、42度以上の温度で入浴すると、居間や脱衣所の温度が18度未満のお住まいでは、健康リスクが約1.8倍にもなるとしています。
居間の室温だけを温めるのではなく、居間を抜けた先の脱衣所や、浴室も暖める必要があります。
浴室に窓がある場合は、ちゃんと冷えないように、暖めないと健康リスクが発生します。
築10年、20年経っていると、窓のサッシ枠がアルミ製だったり、場合によってはガラスも単板ガラスだったりもします。
そこで、サッシ枠をアルミではなく樹脂を用いて熱伝導率を低く(冷めにくく、暖めにくく)、ガラスの性能を向上させることが可能です。
こういった窓の工事も含めた対応することで、より住みやすい空間とすることができるのではないかと思います。
実は、樹脂窓の普及率なのですが、日本は2016時点では、15%しか普及していませんでした。
アメリカでは、50州の内、24州でアルミサッシの利用が不可という形でした。
まだ少し古いデータですが、2019年の日本では、アルミと樹脂の複合が6割まで増えてきました。
しかしながら、世界的に見るとアルミはほとんど採用されいません。
なぜ採用されていないかと言うと、すぐ冷たくなって、すぐ暖かくなるので健康にとっても好ましくないからです。
改めて、戸建のユニットバスリフォームをお考えの皆様。
対応しているリフォーム会社の担当者さんに是非とも「窓のリフォームは必要ですか?」と聞いてみてください。
私目線となりますが、是非ともその場合は、「必要です。健康のためにもオススメします。」という回答があるのが理想的かなと考えます。
戸建におけるユニットバスのリフォームをお考えの場合に、担当しているリフォーム会社の担当者に対して聞くべきことは、
「窓のリフォームは必要ですか?」だと考えます。
その問いに対して、私が最適だと思うのは、「必要です。健康のためにもオススメです。」がベストのの答えではないでしょうか。
会社さんによっては、営業・施工が完全に分かれていたり、新人さんで即答ができない場合もあるとは思いますが、その場合は持ち帰り確認します、などでも問題はないかなと思います。
この動画を通して、リフォームをお考えの方が、少しでもプラスになれば幸いです。
それでは、次の動画でまたお会いしましょう。