◆お家の特徴

今回ご紹介するお部屋は、チャコールを基調としたで趣と高級感のあるホテルライクなお家をご紹介します。

収納を多く取ることで、すっきりした重厚感のあるキッチンと随所に見られるデザインによりラグジュアリーな空間となっていることも特徴の一つです。

最後までご覧いただき、ぜひお家づくりの参考にしていただければと思います。

↓↓今回ご紹介したお家の詳細はこちらから↓ ↓

所有ビルの1・2階をフルリフォーム。黒を基調としたモダンインテリアの意匠性高いお住まい（練馬区 O様）

• 00:00 オープニング
• 00:24 玄関
• 01:36 LDK
• 02:38 キッチン
• 09:20 玄関の広さ
• 09:56 玄関の壁
• 10:53 階段
• 11:49 セカンドリビング
• 12:27 2階の玄関
• 12:47 ウォークインクローゼット
• 13:19 トイレ
• 13:30 ランドリールーム
• 14:26 浴室
• 17:25 エンディング

今回は、マンションのフルスケルトンリフォームの工事後の様子をお届けします。

まず、玄関です。こちらの高級感があって素敵なオブジェは某テレビ番組でも用いられたインテリアだそうです。

コート類をかけられるように、ブラック調のパイプハンガーを設置しており、奥行きを取らずに手すりもしっかりとついています。お住まいの中の行動が安全にできるようにしっかり考えながら作られています。

社会情勢もあり、玄関近くに手を洗う場所が完備されています。

クロス仕上げですが、水廻りやカウンター材などはタイル調で仕上げてあります。非常に見た目もシックな印象で趣きを感じます。

入り口には物置とトイレがあります。見た目もスタイリッシュで機能的なTOTOネオレストというタンクレストイレを採用しています。

続いて、リビング・ダイニング・キッチンをご紹介したいと思います。向かって左手がキッチンで、右手がダイニング・リビングです。

先にダイニング・リビングからご紹介したいと思います。

柱にインパクトのある空間ですが、エコカラットを使用しています。折り上げ天井で間接照明を表現し、意匠性高く仕上げているので、ゆったりとした印象を演出し、落ち着いた感じの室内になっています。

床はタイルになっており、非常に大判のタイルを敷き詰めています。キラキラする目地材を利用することで非常に趣きが出ています。

階段下は足元が暗くならないように、間接照明で照らすようにつくりました。

照明があるだけで空間のアクセントになります。

続いてキッチンに行ってみましょう。

このように壁をちょっと逆に凹ませることによって、突起物がない形で非常にすっきりしたものになっています。玄関のインターホンや床暖房のコントローラーなども設置されており、機能的で物が雑然とすることもありません。

非常に大きなブラック調のキッチンで、キッチンカウンターの外側も収納になっています。様々な食器を入れることができるのもポイントです。

キッチンも見ていきたいと思います。まずシンク部分の水栓がタッチレス式になっています。そのため、肉料理など汚れた手も蛇口に触れず流水できますし、便利です。また流レールシンクと言いますが、水が流れて、全体的にお手入れしやすい形になっているのが特徴かなと思います。

収納に関しては、シンク下にかなり大容量の収納があります。

中央に来ると、カウンター表面はステンレスや人工大理石ではなく、セラミックカウンターにより重厚感を演出しています。

食洗機はBOSCH（ボッシュ）という商品を今回は設置しています。奥行きは広々として2段、上部に3段目もあるので、非常に大きなサイズで食器が洗えます。

IHヒーター3口コンロの下部にも大容量の収納が完備されています。

レンジフードもシックな黒色で仕上げています。今回ダクトを隠す梁型がなく、この中に排気を上にずらし、施工しているので、すっきりとした見た目になっています。

続いてキッチンといえば、背面収納です。食器とか食料、調味料など様々なものを入れているかと思いますが、かなり広い背面収納を具備しているので、上に小物が置けるため、料理の時なども楽になるかなと思います。さらに非常に大きなサイズの食器棚もあるので、長物や短手のグラスなど色んなサイズの組み合わせが収納できます。

見えるキッチンということで、手前には家電関係はあまり置かずに、奥の方に家電置き場ということで、トースターや電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器などが置けるようになっています。

全景のお話になると、キッチンはオープンで非常に意匠性が高く、上の空間には食器棚などは何もない状況で、裏に収納を置くことで非常にすっきりした見た目になっているのかなと思います。

冷蔵庫など家電関係も真正面からは見えず、非常にスタイリッシュで素晴らしいキッチンの空間かと思います。

１階の特色をおさらいしてみようかと思います。

部屋の中央にある柱型はクロスでは仕上げずに、エコカラットと呼ばれ、部屋の中の空気をきれいにしたり、湿度を適切に守ってくれる素材ですが、見た目もこういったタイル調なので趣きがあって面白いところかなと思います。

上部には関節照明の天井というか、くぼんだ形にして、その中に照明をつける形になっているホテルライクでラグジュアリーなスポットが一つあるだけでも、リビング全体が引き締まる独創的な空間になるかなと思います。

改めてポイントとしてお話をさせてもらいます。

１つ目のポイントは、キッチンについて先ほどあまり詳しく話していませんでしたが、ステンレスで有名なキッチンメーカーのクリナップ「STEDIA（ステディア）」というキッチンを採用いたしました。

通常はリフォーム会社や建築屋が造作で作るところですが、メーカーの既製品を組み合わせることによって、すべて造作で作るよりお手頃で、全部対面キッチンにするフルフラットのキッチンよりはお手頃な価格となります。収納部分も含めてクリナップのメーカー既製品です。

２つ目のポイントは水栓です。お客さんのこだわりもあり、LIXILの自動水栓を採用しています。非接触で水が出て、止められる非常に便利な水栓です。

３つ目のポイントはセラミックのカウンターです。セラミックとは何なのかというと土を非常に高温で焼き上げた陶器みたいなものです。熱や傷に非常に強いので、この上で包丁を落としたとしても割れません。傷もつきませんし、高温の鍋とか置いても絶対焼け焦げなどはありません。

800度ぐらいの温度で焼いてる材料になるので、非常に硬くて、熱にも強く、便利かつ見た目にも優れているのが特長です。

4つ目のポイントはクリナップの標準の取り揃えの場合、IHコンロは表面がシルバーとなっています。やっぱ全体的な見た目でお客様から色の統一をしたいというご希望がありましたので、ブラックのIHを特別に組み合わせました。

このようにキッチン一つでも、メーカーの既製品やお客様の想いをうまく組み合わせて、ベストなものがご提案できれば一番良いかなと思います。

次のこだわりポイントとして、玄関の広さが挙げられます。

玄関から入って、ベビーカーや自転車がそのまま置ける広いスペースを確保しています。また、多くの来客があってもいいように、こういったパイプハンガーを設置し、過ごしやすい玄関をつくり、多くの工夫が散りばめられています。

自転車やベビーカーを置く時に、壁にぶつかるのではないか、タイルやパネルの方が良いのではないか、と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、、それぞれの壁には異なるクロスが使われています。玄関側の壁には一般的な壁のビニールクロスが使われており、ぶつかる可能性のある壁には傷に強いクロスを使用しています。

このように、ベストな住環境となるよう弊社からご提案させていただく場合もあります。

続いて、2階に行きたいと思います。パナソニックの階段材ですが、色違いでモノトーンの蹴込（けこみ）を採用しています。こういった細かい選択も可能です。

2階が寝室とセカンドリビングみたいな扱いになっています。リフォームの施工事例には全く関係がありませんが、小脇にあるルンバは水拭き・水拭き後の拭き上げ・ゴミを吸うという最上位機種を使っています。

セカンドリビングにちょっとした水廻りも具備しています。

ゲストルーム用に琉球畳の和室があります。ロールスクリーンで仕切ることで、一つの部屋としても機能します。

先ほど1階から2階の中階段を通ってきましたが、2階にも玄関があります。ハイトールの玄関収納や収納スペースもあります。

ではウォークインクローゼットの方に行ってみます。広いウォークインクローゼットなので、中に入って、「今日は何を着ようかな」と選ぶ楽しみが増えます。

続いてトイレをご紹介します。白系と黒系のカラーで非常にシックなデザインです。

続いて、洗面台です。

リクシルというメーカーの洗面台が入っており、横手が長く、ワイドが長い形で、上部の照明や間接照明がついてるので、非常に使いやすいつくりです。もちろん大容量の収納も完備されています。

背面に洗濯機置き場があり、下に洗濯機がすっぽり入っており、上にはガス乾燥機「乾太くん」が入っている形になっています。

洗濯機で水を切ったものを、上の乾燥機で乾燥させれば家事の負担が軽減されるかと思います。絶妙なワイドと高さで、棚も固定式です。弊社の方で何を使うかきちんとヒアリングした上で、ガス配管や排気を中で調整しながら作っています。

では最後にお風呂をご紹介したいと思います。

非常に大きいサイズで、一般的なサイズは16：16と呼ばれる1坪サイズですが、こちらは16：24サイズです。16:16サイズの場合、壁から壁の間の距離が1m60cmですが、今回このサイズが16：24というサイズなので、壁から壁の間の距離が2m40cmです。

こういった設置も可能なのがリフォームの醍醐味かなと思います。

非常に大きな浴槽がついており、TOTO製「SYNLA（シンラ）」と呼ばれる最上級グレードの浴室ユニットになっています。

様々な特徴がありますが、ます1つ目が意匠性高い内装にできることです。調光システムが入ってるので、白っぽい明かりも赤っぽい明かりも可能です。

明かりを調節することで、まどろみながら入浴できるのが非常に「SYNLA（シンラ）」の特色かなと思います。

床ワイパーと呼ばれる洗浄機能も特長の一つです。水ができるユニットが入っていて、きれい除菌水を生成し、カビなどを抑制し、除菌できる優れた機能を持っています。

施工面では、完全防水の浴室内テレビを設置しました。

普通の地上デジタル放送だけではなくて、今で言うところのAmazonプライムなど、HDMI端子の入力を行い、様々な番組を見られるようにしました。

また、給湯器には「マイクロバブル機能」というのがありまして、マイクロバブルボタンを押すことによって、中のジェットバスが動いて、マイクロバブルが発生し、白濁したお湯になっていきます。

カラダがポカポカと温まり、お肌がツルツルになってきたりと嬉しい効果を感じされるかなと思います。

今回はマンションの1階・2階におけるフルスケルトンの現場を完工の状態でご説明させていただきました。

マンションのリフォームを考えてる方が少しでもプラスになることがあれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました！