リフォーム通信
2025/03/21
リフォーム商品紹介【徹底解説】フィルター式 / ケーブル式の電気式床暖房の施工手順など分かりやすくご紹介。フローリングへの施工や上貼り、DIYにオススメなパネル状ヒーターなど専門的な情報もお伝えします!S-cut床暖房
動画
【徹底解説】フィルター式 / ケーブル式の電気式床暖房の施工手順など分かりやすくご紹介。
業界初の速熱型面状ヒーターを採用しているエスカットシステムの電気式『S-cut床暖房』。その製品の魅力をお伝えすると共に、フローリングへの施工や既存フローリングへの上貼りなど、普段見ることのできない施工手順についても分かりやすくお伝えします!
他にも、DIYが可能なパネル状ヒーター、ケーブルタイプの埋設用床暖房についてもご紹介いたします。
目次
動画 内容説明

エスカットシステムの電気式床暖房について
今回はエスカットシステムの電気式床暖房について、特に施工の観点からエスカットシステムの佐久間さんと一緒にお話をさせていただきます。
細かい内容になりますので、プロの方や業者の皆様にどちらかというと関心を持たれる内容かなと思いますが、最後までご覧いただければ『S-cut床暖房』の魅力が分かると思いますのでご覧ください。

30年以上の歴史を持つ床暖房メーカー
エスカットシステムは床暖房の会社で30年以上の歴史があります。
なんと言っても、床暖房の一般的なメリットはもちろん、保証も充実しており、10年保証となっています。※コントローラーは3年保証です。
床暖房本体は10年保障がついており、非常に手厚い内容で、会社は30年以上続いてるので安心と信頼できるメーカーさんだと思います。この業界ですと、出来たばかりの会社が床暖房を販売することもありますが、10年以上続いていないのに、10年保証と謳われても信憑性に欠ける所があります。

エスカットシステムの床暖房の種類について
エスカットシステムの床暖房は大きく分けて2種類あります。
まず一般的に、戸建てやマンションの床でお使いになっていただいてるフィルム式の床暖房です。ペラペラの薄いステンレス製の素材が床下に入っています。

ケーブル式の床暖房について
もう一方がケーブル式の床暖房です。
例えば在来のお風呂や温泉、サウナの床のコンクリートの中に埋め込むタイプのケーブルヒーターになります。

捨て張りの施工
では、まず始めに、フィルム式の床暖房のフローリング施工について見ていきたいと思います。
下地が必要となり、マンションの場合はパーチの上の捨て貼りをしたところに加工を行います。

捨て張りの切り欠き
そして溝にコネクター部を埋め込みます。そこに配線を持っていき、コントローラーまで伸ばしていきます。
工程としてベストなのはフローリングを敷く直前、前日ぐらいが良いです。というのも敷いた後にその上をバタバタ歩いたりするとどうしても傷ついてしまい、使えなくなってしまう可能性が生じてしまいます。
そのため、できればあのフローリングを敷く直前が良いかなと思います。

配線敷設イメージについて
今居る場所はモデルルームで、異なる所が出てきますが、配線を回して、壁打ちして 任意の場所にコントローラーをつけてもらう流れになります。
大工さんが下地を終えて、そろそろフローリングを貼る段階で工程を組んでいただいて、切り欠きやフィルムの敷設、配線の切り回し、コントローラーの取り付けまでやってもらうことがエスカットシステムの工事内容となります。

電源ケーブル敷設について
電源の配線はコントローラーの位置まで持っていき、基本的には200Vを1 本で間に合いますが、敷設範囲が広くなれば、2~3本と増える場合もあります。
回路がない場合は増設いただくこともあります。

フローリング施工について
その後は仕上げ作業となります。フローリングを貼る前に、シートを貼ります。
隙間が303mmピッチになっていますので、その間隔で施工を行います。今はモデルルームなので、アルミの板が貼ってありますが、通常はアルミではなく、プラ板になります。

フローリング施工について
フローリング直張りの場合は、推奨としては9mm以上の捨て貼りを行い、そこに配線を通し、コネクタの収納部として切り欠いた下地をプラ板で蓋をする流れとなります。

フローリング以外の施工について
フローリング以外の場合は、まずシートの上に9mm 以上の捨て貼りを行い、その上にCF(クッションフロアー)やタイルなどを貼っていただきます。
大体フローリングだと、12mm以上になると思いますが、9mmの合板を貼っていただいて、その上に3mmのCFを貼っていただく形でレベルを合わせていただければと思います。

既存フローリング上貼りの場合
既存のフローリング上貼りの場合は、フローリングを削って配線を行い、仕上げはその上にまたフローリング貼ります。
このような対応であれば工程も割と短くできます。上貼りであっても、エスカットシステムの床暖房は使えます。

パネル状ヒーターについて
続いて、こういったパネル状のヒーターもあります。裏側に、断熱材や床暖房のフィルムが中に入って、その上にベニアが貼ってあります。こちら第二種電気工事の資格を持ってる方でしたら、 DIYで敷設することが可能になります。
電源に関して特別な工具は不要で、コネクターを手で繋げて、床暖房の施設が可能というもの商品もあります。
このパネルのラインナップは2 × 3(600mm×900mm)から3 × 6(900mm×1800mm)まで用意があり、厚さは 12mm です。

埋設用(ケーブルタイプ)の施工について
次に、埋設用(ケーブルタイプ)の施工についてです。
在来のお風呂などの床に敷いて、いわゆるヒートショック対策として導入されるケースが多いです。サウナの床もそうですね。
また、岩盤浴の床など、コンクリートの中にこのケーブルを合わせて温めるというものもあります。40mmぐらいのコンクリートを被せても問題ありません。

担当者が伝える!『S-cut床暖房』の魅力
あと何か佐久間さんからお伝えしたいことなどありますか。
「エスカットシステムは床暖房メーカーですが、ステンレス製の電気式床暖房に絶大な自信を持っております。もちろん狭い範囲でも広い範囲でもご相談していただければ、対応いたしますので、是非お声がけください。」
ありがとうございます。佐久間さんが仰った通り、住宅でも住宅外でもどこであっても大丈夫という素晴らしい製品ですので、床暖房のリフォームをお考えの際は、是非エスカットシステムさんの『S-cut床暖房』もご検討いただければと思います。

メーカー担当者に聞く!暖めたい場所は?
最後に、いつもメーカーさんに無茶振りで質問をしているのですが、佐久間さんが温めたい場所はどこがありますか?
「妻の心です。」

最後までご覧いただきありがとうございました!
ああ、もう即答ですね!(笑)
今回はエスカットシステムの電気式床暖房についてお話をさせていただきました。収まりの話が多かったのでプロユーザーさんや業者さん向けの内容だった部分もありましたが、ご覧くださったお客様で少しでも興味をお持ちになった場合はお気軽にお問い合わせいただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!