リフォーム通信
2021/11/12
リフォーム商品紹介 リフォームお役立ち情報【タカラスタンダート】キッチンのシンク・排水口周りはどうなっているのか?お手入れで気になる箇所を徹底検証!カタログでは分かりづらい実機を用いて機種ごとに比較してみましょう。
動画
動画 目次
▼概要
▼従来使用のワントラップ・現在使用のSトラップについて
▼排水口について
- 3:45 排水口について
- 4:03 家事らくシンクの排水口周り
- 5:10 家事らくシンクにおける排水口の構成部材
- 5:50 らくエルシンクの排水口周り
- 6:40 らくエルシンクにおける排水口の構成部材
- 7:28 Zシンクの排水口周り
- 7:58 Zシンクにおける排水口の構成部材
- 8:53 Zシンク(ステンレス排水口)の排水口周り・構成部材
▼終わりに
動画 内容
本日はタカラスタンダード練馬ショールームにお伺いしております。
タカラスタンダードのキッチンの排水口に焦点を当てて、特色や構成、利点やデメリットについて、この動画ではお馴染みの柄澤さんと一緒にお話させていただければと思います。
(柄澤さんは、初メガネなしバージョンでお送りいたします!)
では、早速、場所を移動しまして、ショールームの裏手の方に入らせてもらっています。
トラップというニオイが上がってこない仕組みがすべてのキッチンについています。
一昔前から続いている「ワントラップ(お椀がついているのでこの名称になっています。)」というのが、お椀みたいなものを被せており、その被せたお椀と中に溜まった水によって、下から上がってくるニオイを止めています。
現在でもまだ取り扱っているメーカーさんもあるかもしれませんが、タカラスタンダードの場合、現在はありません。
ご参考として、一昔前利用されていたものとして、「ワントラップ」がニオイを止めていたということを分かっていただければと思います。
ショールーム内の場所を移動しまして、次に現在使用している「Sトラップ」についてご紹介させていただきます。
排水が流れていき、上から流れてきた水がこの排水管「Sトラップ」を用いてニオイの逆流を防いでいます。ニオイを防ぐだけではなく、同じく下水から上がってくる害虫も防ぐ効果があります。
S字で折り返す所に、新しく流れてきた水が常に溜まり続け、古い水はどんどん押し出されて、排水されていく構造になっています。
ワントラップではシンクの排水口にお椀のようなものを被せて、ニオイを止めていましたが、「Sトラップ」ではシンク下の排水管でニオイを止めています。
この「Sトラップ」をタカラスタンダードでは全てのキッチンにおいて採用しています。
さて、次にタカラスタンダードのシンクの排水口周りがどうなっているのかを見ていきたいと思います。
まず最初に中高級グレードのキッチンで選択できる「家事らくシンク」についてご紹介します。
シンク内は、排水口の中まで、アクリル人造大理石もしくはステンレスが一枚で続いている一層型になっています。
なので、接合部や継ぎ目で物が詰まったり、汚れが落ちにくいということが少なくなります。
アクリル人造大理石の場合は、お肉の油などのベタついた汚れも中性洗剤でスッと落としやすく、フタの表面や網カゴはステンレスを使用しているので、汚れがつきづらくなっています。
物が落ちにくくするためのガードを最後にはずしていただければ、手が届く範囲で掃除が可能というのが「家事らくシンク」の特徴となります。
二つ目は、新商品「らくエルシンク」の排水口の特徴をご紹介します。
「らくエルシンク」は全てのグレードのキッチンで選択可能のシンクになっています。
先程ご紹介した「家事らくシンク」は中高級層のキッチンなので選択が狭まることもあるかもしれませんが、この「らくエルシンク」は全てのキッチンで取り付けられるので選択肢が広がるかと思います。
「らくエルシンク」の良いところは他の動画でもお話させていただいたので、ぜひそちらも御覧ください。
排水口はフタ・網カゴ・カバー部材で構成されており、素材はステンレスのみの選択となります。
フタの表面・網カゴに関してもステンレス製で汚れがつきづらく、落としやすく、シンク内は全てステンレスで継ぎ目の無い構造になっていますので、シンクと同様にお掃除していただくことが可能です。
3つ目は、「Zシンク」の排水口の特徴をご紹介します。
「Zシンク」は全てのキッチンで取り付け可能なお手頃なシンクとなっています。
排水口箇所で素材が変わるので継ぎ目が発生します。フタの表面はステンレスですが、網カゴはプラスチックの素材となっており、プラスチックはステンレスに比べると、多少ぬめりやすく、汚れも残りやすいです。
ただ、お手頃価格のシンクでありながら、他の排水口と同じく、Sトラップでニオイを止める構造は変わりません。
また同じ構造でステンレス製のシンクもあります。
フタの表面と網カゴもステンレス製で、一層型シンクとなっているので、継ぎ目はなく汚れにくくなっています。
らくエルシンクのように様々なオプションはありませんが、排水口も全てステンレスで繋がっており、掃除がしやすくシンプルに使えます。
また、若干形状も異なりますが、人造大理石で一体型のシンクもあります。
では、本日ご紹介したタカラスタンダードの排水口の特徴を振り返ってみたいと思います。
一番最初に見せていただいたのが、「家事らくシンク」です。
「家事らくシンク」の排水口の特徴は、アクリル人造大理石で継ぎ目なしの一層構造。中性洗剤で簡単にスッキリとお掃除することができます。フタの表面や網カゴはステンレス製で、非常に洗いやすくなっています。
2つ目に見ていただいたのが、「らくエルシンク」です。
特徴はステンレス製で継ぎ目なしの一層構造で、ステンレスはぬめりにくく、頑丈で、清潔感もあり、日頃のお手入れも簡単に済みます。
3つ目に見ていただいたのが、「Zシンク」です。
「Zシンク」はタカラスタンダードの中で非常にお求めやすい価格で、特徴的なオプションは少ないですが、シンプルに使えるシンクとなっています。シンク内の排水口に関しては、ステンレス一体型とプラスチックとの選択が可能です。
継ぎ目のないステンレス一層構造がオススメですが価格差もありますので、ご予算も踏まえてお考えいただければと思います。
材質がアクリル人造大理石やステンレスで汚れがつきづらく、汚れを落としやすい素材であること、そして一層構造によって継ぎ目がなく成型されているシンクであるかがポイントになっています。
柄澤さんいわく、排水口を決める上で重要なことは、お掃除に必要なアクション数を減らすことだといいます。
例えば最初に紹介した「ワントラップ」などでは部材が多く、お掃除の手間がかかってしまいます。なのでお掃除の手間をいかに減らせるかが重要で、様々な手間を少しずつ減らすことで快適なキッチン利用に繋がるのではと思います。
本日はタカラスタンダードのシンクの排水口周りについてお話させていただきました。
キッチンリフォームをお考えの上で、排水口をどれにするか悩まれている方に少しでもお役に立てば幸いです。