リフォーム通信
2021/08/30
リフォーム商品紹介 リフォームお役立ち情報【TOTO】自動で便器を排水し洗浄する際に、自動でフタが閉まってから、自動で洗浄される新機能をご紹介します。飛散防止対策にも、流し忘れにも有効です。
動画
TOTOが2021年8月に、便フタ閉止後洗浄機能を発売開始しました。
・お客様ニーズに対応、新機能追加『便ふた閉止後洗浄モード』 8月2日(月)発売(TOTOニュースリリース) https://jp.toto.com/company/press/2021/07/02_011462.htm
昨今の社会情勢を踏まえて、飛散防止対策に有効な新機能ではないでしょうか。
また、既存の機能であるオート洗浄との組み合わせにより、用を足した後に、自動で洗浄されながらも、先にフタが閉まる飛散防止も兼ねることができるようになりました。
トイレや便座にノータッチで用を足せる、そして飛散防止も兼ねることができる革新的な利用方法となります。 ご興味のある方は是非とも御覧ください。
動画 目次
▼便ふた閉止後洗浄機能について
- 0:34 新たな「自動でフタが閉まってから流れる」(便フタ閉止後洗浄)機能について
- 1:28 新機能の動作について
- 1:55 工場出荷時の初期設定における注意について
- 2:44 新機能がオフの状態(自動で流れてからフタが閉まる)
- 2:59 新機能オンオフ切替操作
- 3:35 新機能がオンの状態(自動でフタが閉まってから流れる)
- 4:00 新機能が搭載されるタンクレストイレ機種について
- 5:10 新機能が搭載されるウォシュレット機種について
- 6:05 新機能が搭載される機種のまとめ
- 6:23 トイレ、リモコンにノータッチで用をたす
- 6:50 全自動で座って利用するイメージ
- 8:47 全自動で立って利用するイメージ
▼終わりに
動画内容 説明
本日はTOTOショールームにお伺いしております。
TOTOの大山さんと一緒にウォシュレットの新しい機能についてお話できればと思います。
早速ですが、TOTOから新しく出た機能についてご紹介します!
今までは、自動洗浄される際に、洗浄されてからフタが閉まっていましたが、昨今のご時世も相まって、フタが閉まってから自動洗浄される機能が搭載されました。
病院などでは飛沫感染防止のためにフタを閉めてから流すようにアナウンスを行っていますが、それが手動ではなく、自動でできるようになっています。
今までのTOTO製品でも、水を流した後にフタが閉まるという機能がありましたが、今回はフタが閉まってから水が流れるという機能で、大や小やエコ小などのすべての流しパターンにおいてこの機能が有効になっています。
では、実際に小のボタンで流してみましょう。
まずフタが閉まります。そして、その後に水が流れています。
この機能については一点注意が必要で、TOTOの工場で製造され出荷された状態では、今の機能がオフになってます。なのでリフォーム会社が設置した段階では機能がオフになっているので、オンにする必要があります。
では、機能がオフの状態からオンにする方法についてご紹介します。
今見ていただいているのはスタイリッシュなリモコンですが、一般的には左の白いリモコンをご使用の方が多いと思います。ただ、どちらのリモコンでも押すボタンは同じで「便座開閉」ボタンと「止める」ボタンを同時に10秒間押し続けると機能の切り替えができます。
フタが閉まった後に便器洗浄される機能を「便ふた閉止後洗浄」と呼びます。
この機能はTOTOすべてのトイレに具備されているわけではありません。
まず、タンクレストイレの場合は、卵型のネオレストRH、宇宙船のような形で全体をカバーできるネオレストAHには、この「便ふた閉止後洗浄」機能が搭載されています。
お求めやすい価格帯のタンクレストイレとしてネオレストDHがありますが、今回ご紹介している「便ふた閉止後洗浄」機能は実装されていません。
タンクレストイレ以外で、タンク式トイレ(タンクと本体とウォシュレットを組み合わせるので、組み合わせ便器とも言われます)の場合は、ウォシュレットのグレードに応じて、今回の「便フタ閉止後洗浄」機能があるかの区別があります。
ウォシュレットには、アプリコット・S・SBなど色々な名称がありますが、グレードの高いアプリコットの中で「アプリコットF3Aシリーズ」のみ、この機能が搭載されています。
なのでタンクレストイレを選びの方は、ネオレストAHもしくはネオレストRH、タンク式トイレ(組み合わせ便器)の場合は、ウォシュレットのアプリコットのF3A シリーズをお選びいただければ、「便ふた閉止後洗浄」機能を利用することができます。
元々あるTOTOのオート開閉や今回の「便ふた閉止後洗浄」などを組み合わせることによって、ボタンを一切押さずに、便フタを一切触らずに、用が足せるようになります。また、用を足してからフタが閉まることで飛散防止に役立ちますので、その一連の流れをご紹介したいと思います。
まず座って利用する場合、トイレに近づくとセンサーで便フタが開きます。そして、TOTOのこの機能の制限として、6秒~30秒の着座している場合は、小の流水量が流れ、30秒以上座っていると大の認識となり、それに合わせた量で排水します。
つまり、長く座ると多くの水が流れて、短く座ると少ない水が流れるという仕組みになっています。
今、実際に30秒以上座っていますが、このまま立ち上がり、離れるとトイレのフタが自動で閉まり、流水されます。
なので、必要最低限のものに触れるだけで用を足すことができます。
次に、立ってトイレを利用する場合もご紹介します。
個人的には、立って用を足す方は年々減っているように思いますが、立って用を足すパターンでも何も触らずに水を流して、自動でフタが閉まる様子をご覧いただきたいと思います。
先ほどと設定を変えまして、近づくと中の便座まで含めて開くようになっています。
小の方で用を足して離れると、流すボタンを押さずに流水されます。
一定の時間が経つと、今回の機能を利用してフタが閉まってから排水が行われます。
これで、世の中のお父様方が流し忘れだよと言われることも無くなります。
今回は「便ふた閉止後洗浄」の機能についてご紹介させていただきました。
フタが閉まってから洗浄するので色んな影響を抑止できるのかなと思います。
また、元々あるオート洗浄機能(近づくとフタが開いたり、離れると自動で排水される)も加えると、ほとんど何も触らずに用を足すことが可能になります。
トイレリフォームをお考えの方がこの動画をご覧いただき、少しでも参考になれば幸いです。