リフォーム通信
2020/11/04
リフォームお役立ち情報ここだけは絶対に知っておくべき窓リフォーム!窓を残してリフォームするのはもったいない!実は簡単に窓の交換や形状の変更ができるのです!
動画
リフォームをする時に知っておくべき窓のリフォームについてお届けします。
YKK AP新宿ショールームにて、実際の窓をみながら浴室の窓リフォームに加えて、窓のリフォームの種類、工法などについてご紹介いたします。
目次
動画 内容説明
本日はYKK AP新宿ショールームにお邪魔しています。
こちらはTOTO・YKK AP・DAIKEN、3社がコンソーシアムとしてグループを組んで運営しているショールームの一つです。
YKK APでは多くの商品がありますが、その中で窓交換や種類など「窓リフォーム」に関するお話ができればと思います。
まず浴室の窓交換についてです。
ショールーム右奥には、窓リフォームをしなかった場合が展示されています。
幅の大きな窓があり、そこにユニットバスの設置を想定しています。窓ガラスに白い手のマークがついている箇所が新しいユニットバスの壁裏に隠れてしまっている状態です。
そうすると窓を開け閉めする際に、隙間に指を入れなければならず、開け閉めがしにくい状態になっています。
さらに隙間のところ汚れも溜まりやすく、掃除もしにくいです。
水廻りはカビや汚れなどが特に気になる場所なので、折角ユニットバスを交換しても、窓をリフォームしなかったために不便な点が多い状態になってしまいます。
ユニットバスに関して、壁から壁までできるだけ大きなサイズであるべきだという考えが根本にありますが、壁から約10cmくらいは手前に来てしまうので、いざ窓を開け締めする際には奥に手を入れてなければいけない構造になっています。
続いて、窓サイズをそのままにリフォームをした状況と、窓サイズ変更し、手すりなどの部材がつけやすくなった場合の展示を見ていきましょう。
まずは元々あった窓サイズから、ひとまわりだけ小さくした場合の窓交換です。
ユニットバスの開口と窓サイズの開口がぴったりと合っているので、開閉も簡単にでき、掃除の悩みも解決できます。
さらに新しい窓の素材に樹脂を使用し、断熱性能を高めてあげることで、ユニットバスの暖かい空気を逃さず、より快適に過ごしていただけます。
窓を引くところが窓枠の手前に着ているので開け締めが簡単です。一方先程説明した窓リフォームしなかった窓の場合は奥まで手を入れて開閉しなければいけないのでひと手間になってしまいます。
続いて、窓サイズを変えて設置した場合をご紹介します。
正面の窓を見ていただくと、青い点線で囲まれた箇所があり、元々ついていた窓の大きさを想定しています。
高さ方向に窓のサイズが大きく、新しくユニットバスの手すりをつけようと思った場合も窓と干渉してしまう恐れがありました。そこで今回はYKK APのマドリモを使用し、30cmほど窓の大きさを小さくしました。
どちらも外壁を壊さずに、窓の大きさを変えられるリフォームとなっているので、ユニットバスの工事と合わせて時間をかけずに変えることが可能です。
窓は一番熱が出たり、熱が入ったり場所なので、特に真冬の寒い時期はお風呂の窓を性能の良い窓に変えることで、快適な空間を作れるかと思います。
次に外壁をいじらずに、窓サイズを変更するのはどういうことかお話します。
まずパネルがあり、屋内側はユニットバスの壁になっています。
外壁を壊したり直したりせずに工事が可能になっています。
窓サイズを小さくしたくて手すりをつけた例になりますが、例えば左右方向でも窓の大きさを小さくすることができるので、鏡をつける位置を変更したい、シャワーのラックをつける位置を変えたいなど、レイアウトの幅が広がります。
断熱や使い勝手だけではなく、ユニットバスの提案の幅を広げてるという意味でも非常に有効です。なので、ユニットバスの工事をご検討される際にはマドリモ(窓工事)も思い出していただければと思います。
古いタイプの浴室では壁から壁まで窓がありがちですが、新しいユニットバスを入れる際に窓交換もすることで、手すりも付けることもできますし、さらに熱も逃げやすくなります。
お住まいの悩みランキングにある、暑い・寒い・結露を改善するのは窓です。おおよそ6割ぐらいの熱量が窓から逃げたり、入ったりしてるので、窓を改善することで非常に良いことがあります。
では、リフォームで窓をどう変えられるのかという話です。
まずリフォームする前の窓はアルミのフレームの一枚ガラスです。リフォーム前のご自宅の場合、こういった窓がついているパターンが多いです。
次に窓を変えた例を見てみると、開口がひとまわり小さくなっています。
簡単マドリモというYKK APの窓リフォーム商品に関しては、外壁を壊さない窓交換となっています。既存の窓枠はそのまま残し、新しい枠を上からかぶせるようにして工事を行います。
断面を見ていただいた方が分かりやすいかもしれないので、窓を縦に切った断面を見てみましょう。
ピンクの箇所が今ついている窓の枠の部分です。壁の中に枠が入った状態で施工されており、外すと外構を壊したり大掛かりな工事が必要になります。
マドリモの場合は既存の窓枠は残したまま、新しい窓枠を上からかぶせるようにして工事を行います。そうすることで、1窓あたり約半日で最新のものに変えていくことが可能です。
壁を壊さないので、騒音や粉じんも抑えられて、ご近所にも配慮しながら窓リフォームを完成させることが可能です。
展示品の下段にあるのがFIX窓で、固定されている場合は窓ガラスが動かない種類もあります。
一昔前だと単板ガラス一枚でアルミフレームでしたが、二重窓をつけたり、FIX窓といっても開ける窓に変更することもリフォームで可能です。
続いて中側も見てみたいと思います。先ほどは外から見ていましたがぐるっとまわって、内側に来ています。
展示品のリフォーム前の窓は、アルミサッシで外側も内側も同じシルバーの色を使っていました。リフォーム後は樹脂で木目仕様の窓をご用意しております。
床材や建具を一緒にリフォームする時に窓の色に合わせたトータルコーディネートが可能です。
通常であれば額縁をぐるっと回していますが、ショールームの展示品は外壁を壊さずにどうやって窓を変えているのか、防水などの仕組みがどうなっているのか見える状態になっています。
今見ていただいたのが、引違い窓から引違い窓への変更ですが、開かない窓から「縦すべり出し窓」といって、外に大きく開く窓にすることによって、風が正面からも入ってきますし、横からの風もガラス面に当たって取り込みやすい仕組みとなっています。
今は換気が重要視される時代ですので、こういった開く窓への変更も需要が高まっています。
本日は窓リフォームについてお届けしました。
まずは浴室リフォームの時に窓の交換ができるということ。寒い冬に浴室がヒヤッとするとヒートショックの心配もあるので、窓リフォームも一緒にすることでそういった心配を抑えることができます。
工期に関しては影響がほとんどありません。ただ費用が絡んできますが、ユニットバス交換の際には窓交換も一緒にお考えいただければと思います。
YKK APのマドリモという商品をご紹介させていただきましたが、居室の窓も十分に対応ができるようになっています。窓を変えて、窓の性能を上げることで、断熱など性能を上げていくと、住空間が飛躍的に快適になります。なので「窓交換」というキーワードは覚えておくといいかもしれません。
窓は毎日目にしますが、あまり意識されないお客様も多いのかなと思います。しかし、窓が変わるだけでお住まいの環境が向上したりと、住空間に大きく関わってきます。なので窓リフォームも一緒にご検討いただければと思います。
実際に窓交換するとなると1万円~10万円単位、あるいはリフォーム全体となると100万円以上にもなります。なのでショールームで窓を観ていただいて、こういった違いがあるんだとか見比べて、温度の違いなども感じてもらえる設備もあるので、悔いのないようにしっかり検討してお選びいただければと思います。
現在、リフォームをご検討中の皆様に少しでもプラスになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!